逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

独身弱者男性が全集中して編み出した、人間の無意識にあるもの全てを顕在化する技を伝授します。

弐ノ型:超地上的な希望の創造と信仰による支配的価値観のすり替え

中田敦彦のネタにはモーツァルトでノったりドストエフスキーを嗜む知性は必要ないが松本人志映画はディヴィット・リンチ映画を楽しめる趣味嗜好が求められる

昨日「松本人志」「中田敦彦」がツイッタートレンドになってたから。なんだ?と思って調べたら、これか。 www.youtube.comなるほどね。松本人志を名指し批判かい。と、ちょうど数日前に、中田敦彦と松本人志の話をこのブログで書いてたからな。「アクセス増…

Colaboという小さい団体の金の流れよりも異様に多い観音信仰の霊場等を管理する宗教法人の会計や公金投入有無が気になる

Colaboの件、以前から節目節目に話題にしてるけど。 gyakutorajiro.com住民監査請求による結果が出たみたいだね。 togetter.comそんで結果に不満なのか、また宇佐美典也氏が何か文句言ってるな。 https://togetter.com/li/2092834 b.hatena.ne.jpほんとこの…

「青春の追体験」というルサンチマンに入り浸り現実の結婚等の性的充足や経済的成功を実現できない人間が世間から弱者男性等と馬鹿にされ緩やかに自尊心が摩耗していく

先日の、弱者男性がルサンチマン(ミソジニー、マゾヒズム、自傷的自己愛)を内面化して精神を安定させているという話、少しは共感してくれただろうか。 gyakutorajiro.comブコメ貰ったので、一部返そうかな。 弱者男性は自分への罵倒すらミソジニーやマゾヒ…

「政治の話」が自らの性的不遇や経済的コンプレックスを隠蔽する防衛機制やルサンチマンとして機能している

先日は転移性ミソジニーの存在について、プレゼンしたが。 gyakutorajiro.com中にはその存在はあると共感してくれた人もいただろう。そしてブコメを読むに、相変わらず「whataboutismだ~」というコメントもあったな。それについては前回、反論を書いたのに。…

村上龍と中田英寿によると「頑張る」のは当たり前なので客観的な定量化が難しく個々人の頑張りと結びついた「労力」も評価基準にはならない

年も明けてもう仕事始めてる人も多いのかな。というわけで、仕事に関する話でもするか。去年の末、「そもそも男女で同じ賃金がおかしいのではないかという話」って記事が話題になってたよね。 anond.hatelabo.jp「労働はかけた労力に応じて報酬を受け取るべ…

現実逃避とは下部構造の問題を上部構造に置き換えるルサンチマンであり右翼や左翼や自民党や共産党等の党派性に関係なく全ての人間が行っている

いやはや、えらい盛り上がってもうたな~!先日のワールドカップに関する感想、がこんなに注目を集めるとはね。 gyakutorajiro.comせっかく俺のサイトに来たんだ。ちょっとゆっくりしていけよ。暇なら俺が書いた過去記事でも読んでくれや。 b.hatena.ne.jp「…

なぜアイドルグループは恋愛禁止なのかについてをジョルジュ・バタイユ「宗教の理論」で紐解く

前回、熱愛スキャンダルによって事物の秩序に堕落した神(アイドル)を否定し、破壊する行為によって、ファンが自らの内奥性を取り戻すことができるという話をした。 gyakutorajiro.com内奥性とは、ジョルジュ・バタイユの「宗教の理論」に出てくる言葉であ…

労働者の分子的無意識は資本主義社会の多様性というリゾーム状の欲望機械に接続してストレスを抑圧し連帯する意識は無力化される

この記事、少し伸びたな。 gyakutorajiro.com「暮らし」や「政治と経済」に近い内容だが、「テクノロジー」カテゴリに入ってた。まあテクノロジーといえばそうかもしれないね。文字通り「機械」が支配してるんだから、ドゥルーズ&ガタリ的にいえば。そして…

主婦が宗教にはまりやすい理由に「お金への憎悪」がありそれは経済的モラルハラスメントによる奴隷状態によって引き起こされる

昨日は、専業主婦の人達をディスるような、品性のない記事を書いてしまった。 gyakutorajiro.com結局、社会で働くことのストレスから逃れたいんだろう。働きたくないがゆえに、専業主婦になっているにも関わらず「主婦も大変」とかよく言うよな!って感じだ…

「ルッキズム批判」はルサンチマンであり弱者男性や弱者女性はその価値観に寄り添い自己愛を保つ

こんな記事が話題になってたよね。 anond.hatelabo.jpだけども。「若く美しい異性」に熱を上げてキャーキャー持ち上げる事って、きり子さんが白雪姫で痛烈に批判した「ルッキズム」であり「エイジズム」なんじゃないか?ともまた思った。 もし百鬼丸が特に見…

宗教2世を描いた映画「星の子」における父性隠喩とラカン的精神分析

本業で新しい仕事が増えたので、最近忙しい。まあ食べていくために仕事が増えるのは有難いんだけど、趣味のラカン研究も疎かになりブログ更新の時間確保も難しくなってしまったけど、せめて月1ぐらいは何かを残しておくか。最近、「星の子」という映画を観た…

「表現規制派」「表現自由派」を語る末人はフロイトがいう防衛機制の「知性化」によって自らのコンプレックスを抑圧する

ずっとやってるな。みんなこういう性的表象物、性に関する話題が好きなんだな。 anond.hatelabo.jp表現自由派と表現規制派の議論、まあ俺もたまにブログでやんや書いたり、つぶやいたりしてるけどね。 確かに存在しない。一部フェミは萌え絵によって、オタク…

村上龍によるルサンチマンの肯定

昨日は、ルサンチマンによって自己愛を得ることが大事だという話をした。そしてルサンチマンの重要性について、村上龍も、とある対談で語っていた。「ルサンチマン」という言葉は使用していないけれど。俺がルサンチマンの重要性を語るよりも、村上龍という…

たわわ広告に抱く嫌悪感の中には女性達の身体に刻み込まれたイデオロギーに対抗するルサンチマンも同居している

この話題、長いな。まだ盛り上がってるんだね。 b.hatena.ne.jpこの広告に嫌悪感を抱く人を精神分析してみるか。そもそもなんでこの広告を嫌悪するのか、自問自答してみるといい。まず結論として、この嫌悪感は「たわわな女子高生」それ自体というよりは、「…

川崎鷹也「魔法の絨毯」が多くの人の心に響く理由をジャック・ラカンの「欲望のグラフ 第2図」で解説

この曲、多くの人に支持され、2022年4月21日現在、youtubeで6500万回以上再生されまくっている。今日はこういったJ-POPが支持される理由についてを説明したい。まず、この図を見てくれ。これは欲望のグラフの第2図だ。 (引用元:ジャック・ラカン『精神分析…