逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

独身弱者男性が全集中して編み出した、人間の無意識にあるもの全てを顕在化する技を伝授します。

オリラジ中田に惑わされるな!松本人志の笑いがなぜすごいのかという点とザ・セカンドにも必要だった理由をZ世代の若者でもわかるように解説する

「THE SECOND~漫才トーナメント」を観た。
Tverでもまだ観れるよ。

tver.jp面白かったよな。
ギャロップ林のチャーハンチャンネルはたまに見てて、紹介されたお店も行ったけどな。

solomeshi.netこんな面白い漫才するコンビだったとはね。
特にギャロップの3本目のネタ、一人の料理人がプロになっていく話を、林がボケもせず延々とする感じ。
ハライチのノリツッコミを彷彿とさせる。
ハライチと違うのは、ツッコミの澤部と毛利における、スタンスの違いだ。

澤部は岩井のボケに対して、岩井に寄り添って、ボケに乗っかって、溜めて溜めて、最後、爆発させたり、させなかったり。
一方、毛利の方は、林に乗っかるわけでもなく「いつまでその話してるの…」という不快な表情を浮かべながら、「もうええわその話」という感じで、林に寄り添う。

そう、毛利の反応の方が、観客や視聴者の気持ちにも寄り添ってんだよな。
だから面白いんだ。
ハライチも面白いけど。

松ちゃんがギャロップの最後の漫才を、ドラゴンボール元気玉に例えていたけど。
その元気玉に、視聴者や観客の感情すら、ツッコミの毛利が掬い取っているという点で、ハライチのノリツッコミを進化させたような印象を受けたな。

マシンガンズもよかった。
3本目は、ネタ切れ感があったけど。
2本目、ついさっきの出来事をエゴサーチして笑いに変える瞬発力、すごい。
松ちゃんが「平場強い」と評していたように、何回も営業で場数をこなしているだけあるよな。

しかしザ・セカンドの大会前、こういう意見もあったようだ。

news.yahoo.co.jp《現状活躍してる芸人がほぼ全員ダウンタウンに憧れてるから仕方のないことだとは思うけど、あらゆる賞レースに松本人志が関わってくる(関わらせてくる)現象個人的には冷めるタイプ》

何ぬかしてんだ、若者か?
どの賞レースにも絡んでくる、当然じゃねえかよ。
わかってねえな。
オリラジ中田の動画ばっかり観てるんじゃねえのか?
中田敦彦は、松本人志へのリスペクトに欠けている感があるからな。

news.yahoo.co.jpオリエンタルラジオは「武勇伝♪武勇伝♪でんででんでん♪」で、すぐ売れちゃったから。
あんまり、過去の芸人のネタを見聞きする機会がなかったのかもしれない。

よし、俺がラリー遠田もたぶん明らかにしていない、松本人志の笑いについて、松本人志がなぜザ・セカンドに必要だったかについて、言語化してみせよう。

 

松本人志の笑いはカットインではなくフェードイン》

松本人志の笑いは、よく“シュール”と言う言葉で形容されることもあるけどな。
そのシュールは、よゐこのコントみたいに、頭に沢庵を載せたりするといった奇抜な行動で行われるカットインの笑いとは違う。

些細な会話や行動の積み重ね、日常の延長線上で徐々に異質な世界へと迷い込んでしまうようなフェードインの笑いなんだよ。
それを例証するコントを紹介しよう。


■いきなり感なくナチュラルに日常から非日常へシフトする世界観

まずはこのコントだ、ビジュアルバムのゲッタマン。

www.nicovideo.jp「ゲッタマン」のコントは、最初は単なる特撮ヒーロー番組の撮影現場だ。
原作者がいて、監督がいて、メイクさんがいる。
どこにでもありそうな、日常的な風景。
それを20分という尺を使って、非日常へと、少しずつ変えていく。
日常的な風景を、軽い提案や、誰にでもある欲求、いたって普通の行動で「いきなり」ではなく「ソフト」に、非日常へと変貌させていくんだよ。

 

www.youtube.comステップナーもそうだ。

このコントも、日常的な「部活動の先生と生徒のやり取り」から、「ステップナー」という、意味不明な非日常感あふれる部活の風景へと、観客や視聴者を導いていく。

ただし、決して「いきなり」には、ステップナーの世界を押し付けてはいない。
「西高の村瀬みろ」「すみません」といった日常的な会話を織り交ぜ、すごく自然にコントの非日常的世界に「気づいたら入っていた」というように、仕向けていく。


■リアリティの保持

これは動画が見つからなかったが。
「柳田という男」というコントがある。
寸止め海峡に収録されてる。

www.suruga-ya.jp

「柳田という男」も、よくある日常の風景、母・子・先生の三者面談なんだよ。
しかし、先生の発言が少しずつ、理不尽な発言になっていき、どんどん日常が消えていくんだ。

ゲッタマンと同じく、いきなり奇抜なことをしたりギャグを言うこと等は、決してない。
徐々に非日常な世界へと導いていく。

板尾創路松本人志の語り口調は、本当に先生が生徒を叱る時のようにシリアスで。
東野幸治の困惑は、本当に喫煙の疑惑をかけられた真面目な生徒のように無垢だ。

そのリアリティのある三者面談の光景がしっかりと、意識され、守られながら話が展開していく。

www.youtube.comごっつええ感じの「日本の匠を訪ねて」もそうだな。
このコントも、インタビュアーと職人というリアリティのある光景を、少しずつ壊していき、非日常的な違和感を持つ世界へ変えていく。

そう、つまり松本人志は、これが抜群なんだよ。
観客や視聴者を非日常世界に無意識的に導いてく力がな。

古いインタビューだが、本人も語ってる。

bigissue-online.jpさや侍』がわりと映画らしい映画だったので、今回はとにかく振り切れるだけ振り切って、100分間でどれだけ暴れ回れるかの挑戦だった。メチャクチャな内容だからこそ、映画として成立させるために、今回初めて台本をきっちりつくり、一流のプロにも演じてもらい、とにかくおもしろくならないように、コメディにならないように意識した。

「おもしろくならないように」と、逆説的なことを言っているが、そうなんだよ。
コメディやお笑いにおける「いきなり奇抜な言動をする」「面白いことを言う」「ギャグをする」といった“わざとらしさ”や“あざとさ”を、徹底的にそぎ落としたのが松本人志だ。
笑いという非日常の世界へ、なるべく気づかれずにフェードインさせることに最もストイックに取り組んだ芸人が、松本人志なんだよ。

■柳のようになめらかな「緊張と緩和」

松本人志は、テレビで桂枝雀の「緊張と緩和」に言及することもあった。

utakahiro.hatenablog.comそう、だから松本人志の笑いには、この「緊張と緩和」理論に当てはまる点もある。
上記に紹介したいくつかのコントにおいても、緊張の発生のさせ方が、極めて繊細で、慎重なんだよ。

一方、よゐこのネタは、やはり松本人志ほどの繊細さがない。

bunshun.jp『新しい波』での美容室ネタ。客の有野が美容師の濱口に「タクアンにして…」「え…?」意味不明な頭のネットが、意味不明に新しかった

コントとしては、新しくねえんだよ。
松本人志が既にやっていたことを、雑にやってんだ。
「日常の延長線上にある些細な違和感を少しずつ積み上げていき異質な世界にしていく段階性」が、急すぎるんだよな。
たくあんを頭に載せるってのはな。

「武勇伝♪武勇伝♪でんででんでん」も、雑なんだよ。
いきなり、急に、観客や視聴者を、自分都合の、自分が生み出した非日常の世界(武勇伝)に、連れ込もうとしてるだろう?

それが松本人志と、その他芸人との違いだ。
松本人志っぽいことをやろうとしても、リアリティが欠けていたり、日常から非日常へと滑らかに遷移できていないケースが多々あるんだよ。

《まとめ》

どうだ、わかってくれたか?

もちろんダウンタウン松本人志は、今はコントとか漫才もしてないから、全盛期のようにはいかないという事実はあるだろうよ。
だとしても、「笑いが起こる非日常世界を、さりげなく、違和感なく生み出す匠」として、その先駆者として、笑いの歴史に名を刻む存在なんだ。

ダウンタウン松本人志の笑いは、"シュール"や"奇抜"といった、安直な言葉には留まらないし、カテゴライズできない。
敢えて名付けるなら「フェードインの笑い」だな。
そしてオチは、カットアウトして爆笑になったり、フェードアウトして変なニヤニヤしてしまう笑いになる場合もある。

西日本番町地図のネタとかも、シュールでも奇抜でもない。

www.dailymotion.com名古屋番長の東野が悪事(万引き)を働く→九州番長の今田と喧嘩をする→今田が倒れて口上を述べる…と、序盤は日常にもありそうな不良の喧嘩の風景。

そこから少しずつ、少しずつ、リアリティを崩していく。
四国番長のホンコンが登場し、福井番長の松っちゃんが登場し、なぜか喧嘩ではなく口上合戦をしていく。
リアルと同一線上にありながら、リアルとフィクションの境界を少しずつ曖昧にして、最終的におかしくて笑ってしまうあり得ない世界に観客を導いていく。

それを生み出した、芸人なんだよ。

その歴史的事実を無視してよ、オリラジ中田の意見とか、松ちゃんディスみたいな意見に、軽々しく共感されてもよ、説得力がないし。
「この人はあまり事実や過去を調べず自分の感情優先で物事を話す人なんだな」と、思っちゃう。

いや面白いよ。
オリラジ中田の動画も面白いし、ためになる。
俺もたまにみてる。
井川意高のギャンブル依存症の話は、他人の不幸話だが、それを罪悪感なく楽しめたし、いいドキュメンタリーを観たような感じもあった。

www.youtube.comそう、オリラジ中田もいい、否定するわけじゃない。
「教養バラエティ」として、オリラジ中田の動画は面白い。

だが漫才やコントといった「お笑い」に関しては。
笑いの無い日常を、笑いが生まれる非日常に変貌させる匠として、やっぱり松本人志の名が上がるし、その匠が審査員やアンバサダーとして存在することは、その大会の価値や権威や意義を高めることになる。


松ちゃんのツッコミや場の回しも、決して奇抜じゃない。
繊細で常人では気づきにくい違和感を掬い上げて、それでいてどこか共感できる、面白いコメントを言ってくれる。

カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」という漫画に出てくる、松本人志信者の言うとおりだ。

お前に「笑い」の何がわかる

素人はすぐにこうなんだよ…すぐに今のダウンタウンの仕事ぶりを20年前のころと比較して判断しようとするんだ…まずそこからして「ハァ?」って感じだよね…たしかに今は純粋なコントやトークを楽しめる番組は少なくなっているけれど…でも「ダウンタウンDX」などの切り返しの早さやたとえツッコミのキレ味はやはりスゴイし映画でやろうとしている松本なりのチャレンジをちゃんと見てれば丸くなったなんて言ってること自体がぜんぜん「笑い」をわかってない証拠だよねそもそもダウンタウンが現在のお笑い・バラエティにどれだけの影響をおよぼしてきたかどれだけの革新的なことをやってきたかどれだけ今までの「笑い」を引っくり返してきたかということに対するリスペクトもないよね…そーいうのすっごい腹が立つよね…おまえみたいなライトユーザーが軽々しく松本は丸くなったなんて言えるのか?おまえに限らず世間はまだぜんぜん松本のスゴさを理解してないんだよ…それは浅草キッド水道橋博士も言ってたけどね…いまだにダウンタウンを超える芸人が出てきてないこともそのスゴさの理由のひとつといえないかな?たしかにさまぁ~ずやバナナマンも面白

いと思うよ?思うけどそれと今の松本およびダウンタウンと比較するようなことはオレらみたいに「笑い」に命かけてる人間は絶対しないんだよね…そのくらい松本人志って存在はずば抜けてるんだって認識をしてるししてない人に対してはちょっとどうかな?って思っちゃう…たしかに現在はわかりやすさばかりが求められてるんだよバラエティでは…それが現状で…そこで松本の発想力やアタマの中に絵を描かせる面白さを十分に発揮できる場所というのはだいぶ限られてくる…そのことを踏まえてもいまだにゴールデンのレギュラーを何本も持っていることはダウンタウンというコンビのスゴさを如実に表していると言えないかな?若手芸人もやはり見ていてダウンタウン以降ダウンタウンチルドレンとしての存在でしかないかなぁなんて思うし「笑い」におけるあらゆる表現方法を松本はやってきてしまったぶん余計に今の若手が新しいことをやりにくい状態ではあるわけでそこはちょっと同情の余地があるけどね…だからオレらみたいな人間からすると若手でラジカルなことをやろうとしても所詮ダウンタウンの切り開いた場所で建物を建てようとしているだけにすぎないというかそう見えてしまう不幸というか…

 

(画像引用元:「カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生 [渋谷直角 ]」p70-71)

まあ松本信者だとかよ、ただのお笑いファンのくせして「笑いわかってるで~」的な面下げて自分は面白いです感でマウンティングしてくる輩とかは、ちょっと気持ち悪い部分もあるけどよ。

ただ、お笑いの大きな大会にはやっぱり。

以上の理由、笑いにおける技術革新(観客・視聴者を非日常世界へ無意識的にフェードインさせていくコントや漫才)を生み出したパイオニアとして、松本人志はお笑いの権威足り得る存在だし、必要なんだよ。

スープストックの離乳食無料提供を糾弾する心の狭い人達と自画自賛マーケティングを行うスープストックの品性に物申す

最近、スープストックが炎上してるよな。

togetter.com発端はおそらくこのツイートだ。

実際、スープストックを覗いてみると、既に開始しているみたいだね。
離乳食は「鶏肉とさつまいものおじや」か、美味そうだな。

心無い人たちだ、ほんとによ。
俺も確かに、おひとり様だ。

アラフォーで低所得、おそらく結婚できず、このまま孤独死まっしぐらの人生。
かといって、未来のある子どもや、幸せな家族を邪魔するような無粋なことはしたくない。

そう、「ルサンチマンの呼吸」が使えるからこそ、自分が抱く嫉妬・怒り・恨み・辛みを客観視できるようになった。


独身やアローンなら誰しも、カップルや家族連れを見ると嫉妬心が湧いたことがあるだろう。

カップルはそれほど、気にならなくなった。
それよりたちが悪いというか・・・目に痛いのは、子供連れだ・・・!

(引用元:最強伝説 黒沢 1 [ 福本伸行 ]

そしてその嫉妬心は、「なぜ私は愛されない」「なぜ俺は愛されない」といった辛みとなり、それが恨みや怒りとなり、他人への攻撃へと転ずる。

スターウォーズでマスターヨーダも言ってる。

note.com死は人生の定めじゃ。隣人たちがフォースと一体となることを喜ばねばならん。悲しんではならんのじゃ。寂しがってはならん。執着は嫉妬へと通じる。欲望の影じゃ、それはな。

執着があるんだ、結局は。
それは仕方ない。何度も何度も、「結婚して子どもを産んで育てる」という、幸福のロールモデルが叩き込まれていく、この資本主義社会で生きている限り。

「お一人様」という大義名分、ルサンチマン(奴隷道徳)に寄りすがっても、どうしても理想のパートナーとの結婚や、子どもという自分の遺伝子を次世代に残したいという生物学的衝動といった執着から逃れるのは容易じゃない。

スープストックに怒りを覚えるのは、まだ、自分が執着を捨てきれていない証拠だ。

離乳食・キッズセット提供を宣言したスープストックに、怒りや残念な感情を覚えた自分は、ルサンチマンの呼吸をしていることに気付くべきだ。

そのスープストックへの否定的言明は、「ヴァーチャル階級闘争」だと言ってもいい。

gyakutorajiro.com本当はあるんだ、見えない階級が。
薄々、気づいてるだろうよ。
独身やお一人様が差別されている現状を。
どんなに、多様性やマイノリティの人権尊重が進んだとしてもだ。
結局は、結婚して子どもを作り、社会の経済発展、GDP向上に貢献する人間が優遇されるという残酷な現実がある。

私はどうやら「無産様」らしい

子を産まず労働力の再生産(GDP向上)に貢献しない人間は人権尊重で回避される場合もあるけど結局馬鹿にされる。ドゥルーズガタリが「あらゆる性的現象は経済的事柄」と述べたように資本主義は人を生産性で差別する

2023/04/22 12:17

b.hatena.ne.jpだからそれに対抗する。
お一人様、ソロ活、孤独のグルメ…といった、ソロでも楽しもう、アローンでも楽しもうというルサンチマンに満ちた文化を生み出した。

そんなルサンチマンを振りかざして、必死で自己肯定してる。
自尊心が瓦解しないよう、自分が社会的に冷遇される独身だという存在、離乳食を与える子どもが存在しないという現実に遭遇しないために、幻想で穴埋めしてるんだよ。
「スープストックにがっかり」という表明で、無意識に階級闘争してる。
自分が孤独だという現実を隠蔽するために、「孤独な私を大事にしなさい!」ってね。

傲慢な子連れマウント、既婚マウントを取るやつに、嫉妬や怒りを覚えてしまう。
かくいう俺も、そうだったり。

子供の写真あげてるアカウントに子供が大好きなので写真集めてますって送るの趣味にしてる

俺はお前を肯定する。子どもの写真をSNSにあげまくったり家族の話ばかりする輩は、独身や子無し等に思いを馳せる思いやりや品性がなく、金儲けや自己顕示欲の充足を優先する輩だ。その優しさの欠如を糾弾し続けてくれ

2022/06/15 18:24

b.hatena.ne.jp

子なしの選択は別にいいけど、産んだ側からすると、この子供たちが産んで..

私は子ども作って次世代の労働力や納税者の生産に寄与してる。もっと独身とか子無しが無責任だと糾弾され、子育てしてる私がリスペクトされる社会になれ!ってか。自尊心を得る機会を増やしたいと無意識に思ってる。

2022/10/12 12:46

b.hatena.ne.jpパートナーも子どももいない自分を肯定するために、対抗してしまう。
お一人様でもいい、孤独でもいい等、自己肯定できる幻想に、松葉杖のように寄りすがる。

自分の中に留まってるならまだしも。
他人への、カップルや家族や子連れへの攻撃にまで繋がるともう、取返しが使えない。
ルサンチマンの極みだ。

育休を取った社員への嫌がらせや。

育休復帰後に上司「席はない」、退職へ 「男性と育休」どう思う?:朝日新聞デジタル

これは私怨か?50歳代女性上司はバリキャリで子どもがいなかった。そのため育休で仕事を休む部下に羨望と嫉妬の感情が湧く。そしてハラスメントにより子有りの人間を不幸に陥らせることで、子無しの自分の尊厳を獲得

2022/12/16 19:24

b.hatena.ne.jpベビーカーを畳めと怒鳴ったり、泣きわめく子どもに怒鳴る行為など。

“ベビーカーたため”とどなられた 1.4万リツイートの波紋 | NHK | WEB特集

怒鳴るおっさんの属性が気になる。未婚が多い気がする。自分が手に入れられなかった妻と子、自分が生物として選ばれなかった鬱憤を晴らすために無意識的に女性と子どもを嫌悪し、暴言という危害を加えてしまう。

2022/09/04 15:48

b.hatena.ne.jp

バスで「ベビーカー畳め」に波紋 ルールではOKも…(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

たぶん独身で子どもいないんじゃねえか。嫁も子どもも手に入れることができないストレス、自分の人生がうまくいかないストレスが転移してるな。<a href="https://gyakutorajiro.com/entry/2022/05/28/234323" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://gyakutorajiro.com/entry/2022/05/28/234323

2022/08/04 18:17

b.hatena.ne.jp自分の怒りが、自分の理性で抑えきることができず、転移していく。
スープストックを非難してしまう。衝動が抑えられず、ツイートする。

根底にあるのは「このまま人生終わってしまうのかな」という恐怖だ。

みんな……どうしてるんだ…?
この胸苦しさ……
焦燥……痛み…腐敗…喪失…徒労…つまり…
なにかとんでもない勘違いをしているんじゃないか…?
っていうこの不安感…いいのか…?
……こんな生き方で…!

(引用元:「最強伝説黒沢」1巻 - 福本伸行

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス」で、マスターヨーダも言ってる。

恐れはダークサイドにつながる。
恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる。

自分の人生が先細りしていく焦燥感、恐怖…ダークサイド・イン・マイ・マインが姿を現してくる。
いや、既に姿を現してるんだよ。
スープストックを糾弾した時点で。

自分がルサンチマンの呼吸をしていることに、気付いていないかもしれないから、俺が教えてやる。

お前は恐れている!
その自分への恐怖が、怒りとなり、憎しみになった!
その憎しみを、他人へと、家族連れへと、子連れへと、スープストックへと、向けている!
ああ、情けない。
まさにアローンの断末魔の叫びだ。

惨めな人生がもっと惨めになるだけだ。
恐怖を、怒りを、嫉妬を、憎しみを、克服してみろ。
スープストックのスープで一旦、落ち着いて、憎しみのツイートをする手を止めるんだよ。
それが人間としての、矜持ではないだろうか!?
自分が恵まれず不幸だとしても、他人の足を引っ張らず泣き喚かず、静かに朽ちていくということは、ルサンチマンを垂れ流し他人を攻撃し続ける人生よりも、崇高ではないだろうか。

だからやめよう。
スープストックが許せないんじゃない。
本当は自分が許せないんだ。
自分のシケた人生が。
それが転移しているんだよ。
自らの精神的スープストックの蓋から、留めることができない悪意、ルサンチマンが漏れ出している事実に、早く気付くべきだな。

そう、だから俺は一切、スープストックの件についてはスルーしていたんだ。
自分の人生への不満を、他人や社会に転移させて憂さ晴らしするような人間にはなりたくないと思ってね。

だけど、昨日だよ。

「わなわなわな・・・」と、血液が逆流し、頭に上っていく感覚を感じた。
体温が上がり、その沸騰はおそらく怒りに近いだろう。
このニュースを読んだ瞬間だ。

www.soup-stock-tokyo.comなんだこれ、善行アピールか、こら~!!!

怒りと嫌悪感が抑えきれず、思わずブコメした。

離乳食提供開始の反響を受けまして | Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)

離乳食はいいがこのリリースはダメだな。串カツ田中と同じく経済的合理性だろ?ファミリー層取り込めば客単価も上がりそうだしな。それを「世の中の体温を上げる」とか自己神聖化する感じがも~ナルシシズムの極み!

2023/04/27 00:21

b.hatena.ne.jpあなた達には、粋や美学は、ねえのかよ!?

離乳食やキッズセットの提供、グルテンフリーやベジタリアン対応スープの販売、現在は終売したとかいうハラル商品の開発、咀嚼が困難な方にも外食時のサポートをするための咀嚼配慮食サービス、コロナ禍での医療従事者への食事の無償提供…全部、素晴らしい取り組みだ。

だけどそれを、いちいちプレスリリースするアピール根性が、下品だし、スタイリッシュじゃないと、私は思うんですけど、どうですか!?
我々はいいことしてますよ~褒めてよ~

ってか?ああ?
自慢ばっかりしてよ。
品性は、ねえのかよ!?

スープストックよ、「世阿弥」を知ってるか?

世阿弥/どこまでも「花」を追い求め、芸術に身を捧げた演劇人。
1363~1443年。足利義満の庇護を受け、父の観阿弥とともに能を人気芸能に押し上げた。のちに夢の能、“夢幻能”の形式を完成。『風姿花伝』などの著作を残し、それらは芸術論としての評価も高い。

 京都に足利義満が君臨した時代。花の都で誰よりも輝いていたのは、のちに能の権威となる絶世の美少年、世阿弥だった。現代ふうに言えば彼はアイドルであり、気鋭の詩人であり、一国のリーダーの愛人でもあった。その人気の絶頂期は10代後半だったという。
 世阿弥の父の観阿弥が率いる観世座の能を、16歳の将軍・義満は初めて観る。そこで彼は、能の面白さとともに12歳の世阿弥の姿に魅せられた。当時の知識人が好んだ連歌でも、世阿弥は抜群の才能を発揮。義満は彼を寵愛し、祇園祭見物の桟敷をともにする。
 新興芸能にすぎない能の役者が、将軍と仲睦まじくすることには反発もあった。しかし、やがてその世阿弥が能を革新し、文化として確立するのだ。

 いかに客を惹きつけるか、その心を『花伝』で説く。
 
 観阿弥が世を去った時、世阿弥はまだ22歳。観世座の座長を引き継いだ彼は、役者を務めながら作や演出を手がけ、座の発展を図った。さらに彼が力を注いだのが、能に対する心柵えやテクニックを文章化することだった。
 その文才の真骨頂を示すのが、有名な『風姿花伝』である。この書物は、当初は『花伝』として執筆された。世阿弥にとって能の神髄は“花”。「あの役者は花がある」というが、人を惹きつけ、わくわくさせる要素を、彼は″花″と呼んだのだ。『花伝』は高尚な芸術論ではなく、どうすれば観客を惹きつけられるかを具体的に解説したもの。「秘すれば花」のように、現代でも通用する言葉も盛り込まれていた。
 また“花″とは、義満の政治の華やかさとリンクした概念でもあった。彼の時代が過ぎ、禅宗の影響が文化面で強まると、世阿弥の芸風も幽玄さを増す。50代の彼が花伝の題名に加えた「風姿」とは、実体をもたずつかみどころのない美のこと。彼の能はしだいにスピリチュアルになり、深みを湛えるようになった。そして文章も、抽象的な芸術論としての比重を増していく。壮年期の世阿弥は、能の作者としての才能に秀でた息子の十郎元雅に観世座を引き継がせようとした。しかし、甥の音阿弥が6代将軍の足利義教に引き立てられ、その願いは叶わなかった。さらに晩年の世阿弥佐渡に流され、満たされない日々を過ごす。
 ただし世阿弥の残した書物は、観世宗家に秘伝として受け継がれ、いまも能の拠りどころであり続けている。達意の文章によって、彼は永遠に枯れない花を咲かせたのだ。

(引用元:「pen2009年12月1日257号 京都人の正体」p62)

そう、「秘すれば花」の生みの親よ。

秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」(世阿弥)という格言があるようにだな、花ってのは「隠されている部分に咲き誇る」もんなんだよ。

それをまあ、自己顕示欲を全開にして、社会貢献してまっせ、ある特定のお客様だけを優遇するような考えはありませんだの、言葉が多いし、自画自賛が過ぎるんだよ。

江頭2:50とか中居正広だって、黙ってやるからカッコいいんだろうよ。

grapee.jp

ryukyushimpo.jp風姿花伝を実践してる。

一方、スープストックのプレスリリースだよ。
世阿弥風姿花伝と逆の振舞いをやってんだ。
俺のように子どもに優しい、理解のあるアローンでさえ嫌悪感を催すほどの自慢自慢の雨嵐。

ガーシーが暴露したTKO木下の振舞いに近い。

www.excite.co.jpいいことしたで~フォローしてや~ってね。
TKO木下は否定してるけどよ。

もちろん企業として、CSRだのSDGsだの、社会貢献活動をアピールするのは大事なマーケティングかもしれねえよ。
だけれども結局、分断を生んだじゃねえか。
それはスープストックの、あんたら自身の、自己顕示欲が生み出したんだよ。

離乳食とキッズセット提供するよ~褒めてよ~称賛して~!

という度が過ぎたアピールによって、刺激しちまったんだ。

特別なスー~プを~あ~なたに~あ~げる~あったかいんだからぁ♪

と、離乳食という特別なスープをあげることは、いいことだ。
だがそれは、アローンにとっての劇薬だった。

水夫にとってのウミガメのスープのように。
スープストックだったら、ウミガメのスープの話ぐらい知ってるだろうよ。
気付かせてしまった。
水夫が自らの過ちに気づいてしまったように。
アローン達が無意識に抑圧していたコンプレックスを、顕在化させてしまった。
「ああ、私は一人だ」「離乳食を与える子どもなんていない」という抑圧していた現実、コンプレックスを、ウミガメのスープを水夫に与えるかの如く、突き付けた。

自慢話によって誰かを傷つける…エアポートおじさん、ポカホンタス女、最終出社画像アピール、退職エントリ自慢と類似した行為だ。

gyakutorajiro.comあんたらの活動は認めるし、応援しよう。
だが品性は疑う。

ちょっとは想像しろ!
離乳食を与える存在がいない、アローン達のエレジー(哀しみ)をな!!

「イキスギさんについてった」で紹介された「インド料理RAJU 京大前店」の1週間限定フィッシュカレーを食べに行った

最近、岡本カウアンの告発もあって、ジャニーズの話題が盛り上がってるな。

anond.hatelabo.jpこのメンタリティ、全く共感できないな。
マカーに少し似てる。
アップルが出す製品は何でもいいと妄信し、買い続ける信者と同じだ。
本来、プロダクトそれ自体の機能や性能の良し悪し等で判断して購買すべきなのに、「とりあえず新しいiPhoneだから買う」というように。

ジャニーズのメンバー1人1人のルックスやパフォーマンスやキャラクターで評価してファンになるべきところが、レギュラー番組が多いだとかCD売上枚数が多いだとか皆に愛されてるとか、他人が欲望する規模、いわば権威によって、応援するグループやメンバー、推しを決めてしまうなんてね。
評価基準が自分から他人に移動してないだろうか?
自分を権威化できるような自信や魅力がないから、権威あるジャニーズのグループに寄りすがっているように思える。

さながら、「みんな持ってるから」「カッコいいから」という安直な理由、シェアNo.1という権威に寄りすがり、アップル製品をなんでも買うマカーのように。

ジャニオタにはその権威依存気質を矯正するいい教材は自分には思い浮かばないが。
マカーには、大槻ケンヂみうらじゅんの対談を読んでほしいもんだな。

weekly.ascii.jp「ジョブスありがとう!」とか言ってるけど、本当にそうなのかよ。


さて、自分はジャニオタではないが。
ジャニーズの番組で毎週、Tverでチェックして視聴している番組がある。
それはジャニーズWEST冠番組「DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった」だね。

少し「マツコの知らない世界」と似ているが、いわば1つのテーマをとことん追求している、芸能人とかではない素人の人が出てくる番組だ。特にグルメネタが豊富なので視聴している。
なぜグルメネタを求めるのか?

それは1つの独身あるある、アローンあるあるでもある。

iine-y.comなぜ、孤独のグルメをしてしまうのか?

一人飯なのに贅沢してしまうのか?

それはやはり、自分のようなソロはドーパミンを出す機会が食事ぐらいしかないからも、理由の一つとしてあるだろうよ。

だからミスタードーナツの、ドーナツバイキングで爆食いしたりしちゃうんだ🍩

そう、自分のような孤独な独身男性の楽しみは「食べること」ぐらいしかないのよね…。

もちろん独身の多くが、自分や井之頭五郎のように、グルメに向かうとは限らない。
それが、なんでも鑑定団に出てくる骨董品等の「蒐集」に向かう場合もある。

gyakutorajiro.comなので、乱暴な一般化はしないけどね。


話を番組に戻すと。
イキスギさんの中にも恐らく、独身はいると思われる。
そういったデリケートな話題にも、多少は触れるが、結構WESTのメンバーは上手に探っている感じだな。自宅訪問などを行い、イキスギさんの方から話をしてくれるのを待つ感じだ。

もちろんメインは、ジャニーズWESTのメンバーが、イキスギさんと一緒に、イキスギさんが通う店の方のレポートだ。

自分のイチオシは重岡大毅だな。食レポがぶっ飛んでて面白い。

www.tiktok.comニラの話、こういう毒にも薬にもならない話ってたまに聞きたくなる。

www.tiktok.com4分過ぎ~、ハンバーガーが美味すぎたのか、言語能力が退化してる感じがいい。

そして、最近観たのが。

2023年4月4日(火)放送、「週7でインド料理店に通う京大生!! 常連が復活させた蕎麦屋さん!!」の回だ。

www.youtube.comインドカレーの方で登場したイキスギさんは、そーのすけさんという人で。
ヒンドゥー語を使いこなし、カレー屋のインド人の日本生活をサポートしたり、自宅にタンドール(ナンの釜)を導入して自分でも本格インドカレーを追求しているという、さすが京大生って感じの若者だ。
京大カレー部総料理長らしい。

twitter.comそしてサポートしているインド人のカレー屋が「インド料理RAJU 京大前店」のようだ。

ちょうど大阪で仕事の用事があったので、京都まで繰り出して行くことにした。

まずは京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅へ。
駅に気になるデジタルポスターがあるぞ。
モデルの顔は肖像権とかあるかもだからな、どうやら佛教大学の広告らしい。

「還愚」(げんぐ)だってよ。どういう意味?
と思って調べると、奥が深そうだな…。

法然聖人は「浄土宗の人は愚者になりて往生す」と候しと述懐した、法然の「還愚」の自覚であり、親鷺の「愚禿」の名告りにも大きく影響を及ぼしたと言われる、極中の極愚。狂中の極狂。塵禿の有情。底下の最澄

http://echo-lab.ddo.jp/Libraries/%E7%9C%9F%E5%AE%97%E7%A0%94%E7%A9%B6/%E7%9C%9F%E5%AE%97%E7%A0%94%E7%A9%B6%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%8F%B7/%E7%9C%9F%E5%AE%97%E7%A0%94%E7%A9%B6%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%8F%B7%E3%80%80005%E6%A3%AE%E3%80%80%E5%89%9B%E5%8F%B2%E3%80%8C%E8%A6%AA%E9%B8%9E%E3%81%AE%E7%84%A1%E6%88%92%E6%80%9D%E6%83%B3%E2%80%95%E2%80%95%E6%9C%AB%E6%B3%95%E3%81%AE%E4%BB%8F%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%AF%E2%80%95%E2%80%95%E3%80%8D.pdf

今度にしよう。

駅を降りて、京大農学部行きのバスに乗る。
京都市営バスの17号系統だ。

www2.city.kyoto.lg.jp

京大に着いた。

門が開いてて、道が開放されてる。

ちょっと中を歩いて京大生の気分でも味わおうかな?
なんて思ったり。
まあ腹が減っていたので、京大探検は行わず、カレー屋の方に向かう。
京大農学部前から、出町柳駅の方に戻れば「インド料理RAJU 京大前店」があるみたいだ。

駅に戻る道中、美味そうな飲食店がチラホラ…あ~ここらも行きたいなぁと思いながら。

 

 

目的地に到着よ。

テレビの効果で混んでるかな?と思ったけど、深夜番組だし平日の11時過ぎぐらいだったからだろうね、客は自分だけだったようだ。

 

異国情緒のある素敵な店内。

しかし、12時から団体の予約が入っているようで、早めに食べてほしい的なことを店員さんに言われた。
そうかい、わかったよ。
京大生、昼からカレーパーティしてんのか?
けしからん、勉強せい!ってね。
一緒にパーティ混ざって説教したろかな、人生の先輩として。


さて、メニューを見るが。

おや、番組で紹介されてた1週間限定のフィッシュカレーがないぞ。
「すみませ~ん」と、店員さんを呼びつける。
「テレビで紹介されてたやつ、ないですか?」と聞くと。

「ああ、ピスカリ!」と、メニューを持ってきてくれた。
フィッシュカレーのことピスカリって言うのかな?

そうそう、これだよ!1週間限定のやつ!!
もちろんこれを注文。
そして待つこと…5分もたたずと、スープが来た。

このスープ、うめえ!
甘さとしょっぱさがいい感じ。
風邪のときに飲みたい。
うまいからすぐ飲み干した…倍の量欲しいぐらいだ。
そしてスープが来てから7~8分ぐらいだろうか、いよいよお目当てのカレーが来たぞ。

いざ実食だ。
さすがに、そーのすけさんや、番組のこの回のディレクター担当だった藤井流星のように、手で食うなんてことはせず。
普通にスプーンで食ってみた。

うま、うまー!!

狂四郎2030』に出て来る宇治田と同じ表情になったな。

狂四郎2030 5[ 徳弘正也 ]

まさに微笑み1つ咲かせましょう、笑顔になる美味さだ。

www.youtube.comと、食レポが抽象的だな、もう少し詳しく述べよう。


番組では「小骨が多く食べづらい」という理由で、レギュラーメニューにはなってないらしい。
確かに、少し飲み切れない骨もあるにはある。

しかしそれを上回るほどの旨味だ。
ブリの旨味が加わってるからだろうか、そもそもブリ無しでも、カレーそれ自体が美味い。
いや違うか、ブリが入ったからこそ、この濃厚な味わいが出たのかもしれない。

ドロドロ系でもシャバシャバ系でもない、ちょうどその中間ぐらいだろうか。

そして辛味もあるが、尖った辛さじゃない。
舌先や口内を刺激し、痛くなるような不快な辛さではなくて。
じんわりと、甘味と辛味と旨味が混じった味わい。
そして時間差で、お腹の底から温まってきて、発汗する感じだ。
この奥深い辛さを出せるカレー店が、一体いくつあるんだろうな。

ブリの臭みもほとんど感じない。
むしろ魚の旨味が加わることで、カレーの味にコクが出てる。

よくあるインドカレー屋のバターチキンカレー等は、動物性バターを大量に使い、無理矢理コクを強くしたようなカレーがあるが。
そういう雑なコクじゃないんだ。スパイスとブリで出すコクだろうか、だから食べやすい。
濃厚だけどさっぱり、という感じだ。
思わず、カレーの中にご飯をぶちまけて、ねこまんまスタイルで一気に食べてしまった。



たぶん2杯食べれただろうな。

レギュラーメニューにするべきだ。このブリのカレーが食えて喜ぶ京大生はたくさんいるだろうよ。骨なんて気にならない。

人気店になりすぎて、京大生以外の客も増えてしまうかもだけどな。
いやしかし、相当旨いぞ。
自分もグルメ系の姉妹サイトの方でかなり、カレーのレビューは書いているが。

solomeshi.net

solomeshi.net

solomeshi.net今まで食べ歩いたカレーの中でも、RAJUのフィッシュカレーはトップクラスだった。

御茶ノ水のチャントーヤカレーぐらいかもしれないな。このカレーに並ぶのは。

iine-y.comいや、もう1店舗あるぞ。
西武新宿線下落合駅すぐのところにあったインドカレー屋。
2008年前後だったか、2000年代後半にあった。
「アリババ」だったかな。

world-curry.seesaa.netレビューでは軽くディスられてるが、ここの900円のマトンカレーだったか、ものすごく美味くて毎週食べてた気がする。

下落合は閉店したようだが狛江にはまだあるのか、また行って、かつて中毒になった味を確認しないとな。

www.hotpepper.jp話をRAJUに戻すか。
まあピスカリ以外のカレーでも、同様のコクが出せるのであれば。
手間がかかりそうなこのカレーでなくてもいいかもだけどね。

しかし美味かったな。

いつもはカレーだけでなく、米の炊き方とかパラパラ具合とか瑞々しさ等も、気になって確かめるけど。
カレーとご飯がマッチしてて美味すぎたので、ご飯がどうだったかはほとんど覚えてないぐらいだ。

おっ、食べ終えると何と、アイスチャイをサービスしてくれた。

俺がバラモン顔だったかな?なんてね。
たぶん12時から団体の予約で急かしてしまったからっていうお詫びの意もあるかもな、粋だねぇ。
甘くて美味いチャイだった、満足。

次はディナーメニューも食べてみたいな。

帰り道、出町柳駅方面に向かってると。
RAJUの姉妹店を見かけた、「salman」というらしい。

 

ナンも美味そうだ。

その他、相変わらず美味そうな店が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

出町柳、いい町だなー京阪で京都中心部、大阪へもアクセス良好だろうし。
百万遍知恩寺が近くにあるから、エリアとして百万遍と呼ばれてるのだろうか。

 

デカ盛り巡りも楽しめそうだ、この街は。