逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

独身弱者男性が全集中して編み出した、人間の無意識にあるもの全てを顕在化する技を伝授します。

最終出社画角画像の投稿者は働けない者たちやボロいビルで働く者たちへの配慮や想像力に欠けているという点で七つの大罪における「高慢」に相当する

自分が書いた記事が初めてバズった。

gyakutorajiro.com今まで、弱者女性論だとか山上容疑者の話でぷちバズった記事はあった。

b.hatena.ne.jpが、今回はちゃんと200ブクマぐらいになったのでバズったとも言えるね。
ちょっと気になったブコメもあったので紹介しようかなと。

最終出社画像や退職エントリの中には自慢がありSNSを使ってまでチヤホヤしてもらって自尊心や自己愛を満たしたいという品性が欠如した欲望が見え隠れする - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

見上げるのは下からでは

2022/10/03 16:22

b.hatena.ne.jp

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上から見上げるって無理じゃない?

2022/10/03 10:08

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天体観測かな?/上から見上げる画角

2022/10/03 15:13

b.hatena.ne.jpこれは誤字だった、失礼。
上から見上げるんじゃない、下から見上げるんだった。
たぶん沸き上がる嫉妬・怒り・恨み・辛みの感情によって冷静さを欠いてたな。

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“なぜ、六本木ヒルズの高層ビルか? わざわざ上から見上げる画角にする理由は? それは・・・カッコつけたいから、だろーがよ!”いや、都内狭すぎて遠くから撮ると手前のビルたちで何も見えなくなるからじゃない?

2022/10/03 18:27

b.hatena.ne.jp違う違う、そんなわけあるかー!


デカくてゴツい六本木の高層ビルを、下から見上げるように、窓ガラスに当たる太陽光の乱反射や夜のライトアップがキラキラする有様等も入る画角で「どうや!これがワイが勤めてる会社やぞ!デカいやろ?すごいやろ?ちなみに、あんさんはどこに勤めとるんや?何あのボロい建物なの?ぷははッ(嘲笑)と、ドヤビル画像をアップしやがる。

だから品性がないと言ったのよ。

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真っ先に私の退職エントリーがdisられてて笑った。あの記事きっかけで受注した案件もあるので、いわば営業活動の一環ですね。

2022/10/03 22:40

b.hatena.ne.jpid:yuzutas0 さんのコメントだ。
これには「すみません」と謝っておきます。
決してdisるために引用したわけではなく、過去にホットエントリー入りしてた退職エントリをぺたぺた貼ってみただけという感じ。
この方の退職エントリを読んだけど、別に不愉快な気分にはならなかった。

どちらかというとテックブログ的な感じで、仕事で得た知識をブログとかにナレッジとして蓄積しておくことで、コメントにもあったように次の仕事とか営業活動に繋がるので都合がいいというのはある気がする。

自分が、何かdigしたマイナーないい曲をブログに蓄積しておくことで、すぐそこにアクセスして聴けるようにしたり、「何の曲だったかな」と思い出すトリガーとして利用するのに似てる?ような気もする。

iine-y.comgmailとかevernoteだと検索がヒットしすぎるので、ブログがちょうどいい場合もあるんだよ。

ただもし、カッコつけた高層ビルの写真だとか、スペインパル的なところでワイガヤしてる写真、「商談が決まり一服」的なつぶやきとともに新幹線のグリーン車グランクラスの車内などのステータスシンボル的な写真がいっぱい並べられてたら、俺の嫉妬心も喚起されたかもしれないね。

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会社名付き退職エントリーは、辞めずにそこで働いてる人に対しての敬意や配慮が無いものがあり、正直クソ文化だと思う。最後に wishlist 貼るのは更に最悪。大嫌い。

2022/10/03 14:35

b.hatena.ne.jpまあこういうケースもある、読んで「品性がねえな」と感じてしまうケース。
退職エントリにも書いていいことと悪いことがあるだろうから、読み手が不愉快な気分になったり、嫉妬・恨み・辛み・怒りを喚起させないように配慮してほしいよな。
他の誰かの仕事に役に立つ汎用性がある内容だったら全然、退職エントリもいいと思うんだけどね。

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人の自慢をイラついて叩きたくなる、そんな奴が品性を語る滑稽。みんな自慢して褒め合えば良いよ

2022/10/03 22:26

b.hatena.ne.jpこれは響いたね~「ズキューン!」って感じ。
「人の自慢をイラついて叩く♪そんな奴が品性を語る滑稽♪」みたいな、ラップっぽいよな。
「品性」と「滑稽」で韻を踏んでる。

まあそうだよな。
あんたはどうなんだって感じ。
そうやって、頑張っている人や能力の高い人を小馬鹿にし、揶揄し、まるで勝ったかのような束の間の自尊心を得る。
本当は負けてる。この資本主義社会のルーザーよ。
ルーザー・バンドロスよ。
ルーサー・バンドロスのように輝いてない。

www.youtube.com光が届かない、三角コーナーの背後のシンクに溜まる、ぬめっとした水垢のような奴等たち。
だから最終出社画像や退職エントリを書いているエリート達に絡んで、悪態をつき、屁理屈をこねくり回してヴァーチャル階級闘争のようなことをする。

gyakutorajiro.comまとめサイトの住人みたいに冷笑する。
id:Windymelt さんの言ってることは正論でもある。

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多かれ少なかれ、人は自分に酔った力でこの砂漠のような世の中を一歩ずつ進むのだと思います。自分に酔った人を叩き続けると、冷笑しかできないまとめサイトの住人のようになる。そうなってはいけないと思います

2022/10/03 20:25

b.hatena.ne.jpなんで自分に酔った力のある者たちを叩くのか、それは「本当は負けているから」だ。
この資本主義社会の価値観を前提にした場合、自分は敗北者だ。
そう自覚する事実があるとする。
だが、その事実を受け入れてしまうと、自分の自尊心も自己愛も瓦解し、精神が不安定になる可能性がある。

だからルサンチマンを生み出す。
「お金じゃないんだよ」だとか、「まわりと比べないで今日何ができたか。でしょ」氷川きよし)的な、資本主義の支配的イデオロギーに対抗する価値観を、次から次へと生み出し続ける。
それはドゥルーズガタリが何十年も前に言ったことでもある。

分裂症とは私たちの病気であり、私たちの時代の病気であるといわれるとき、単に現代の生活が狂気を生むということを意味しているはずはない。
確かに、コードの破綻という観点から見れば、たとえば、分裂者における意味の横滑りという現象と、産業社会のすべての段階で不調和が増大するメカニズムとの間には、平行関係が存在していることは確かであっても、実は私たちが言いたいのは、資本主義は、その生産のプロセスにおいて恐るべき分裂症的負荷を生み出すものであり、そのため資本主義は、抑制の全力をこれに向けるが、この負荷は資本主義的過程の極限としてたえず再生産される、ということである。
なぜなら、資本主義は、自分自身の傾向においてつき進むと同時に、みずからこの傾向に逆らい、これを抑止することをやめないからである。
それはみずから極限に向かうと同時に、この極限を拒絶することをやめない。

ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリアンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』p70)

だがどうしても否定しきれず、分裂症的負荷に負けてしまって働けなくなったり、鬱になったり、自尊心が崩壊するような死に至る病になる人だっている。

そうならないためのルサンチマン、例えば相田みつをのコンテンツとかな。

相田みつをの詩集などを読み、自己憐憫等に浸るやつがいる。
俺も一時期は相田みつをの詩集を読んでいた気がする。
だがもはや、最近は相田みつをがうさん臭さくなってきたように思える。

以前、俺は植木等玉置浩二ルサンチマンの生産者だという旨の記事を書いた。

gyakutorajiro.com

gyakutorajiro.com相田みつをの詩集の内容も、個人的な感想だが、植木等の唄や、玉置浩二の「田園」等と非常に近いものを感じる。

なんでみつをの詩集なんか読んでたんだろうか。
家族を顧みずに好きなことやり続けた自分勝手な男ともいえないだろうか。

news.livedoor.comさらに、みつをは無名だったにも関わらず30歳のときに筆一本で生きていくと決意。何よりも書家であり詩人としての生き方にこだわったため、家族の生活は大変貧しかったという。

書が最優先で、家族は二の次。自分の幸せは家族の幸せと思っていた父・みつをとの暮らしはどういうものだったのか?

生活に苦しんだ、お金に苦しんだから、みつをはこんな詩も残してる。

かねが人生のすべてでは
ないが有れば便利
無いと 不便です
便利のほうがいいなあ
みつを

あの相田みつをさえも、全否定できなかった。
結局は、金いるじゃねーかよ!否定しないのかよ!

何、みつをの詩に感動してるんだよ、情けねえ。

スラヴォイ・ジジェクは「あらゆる文化は反動形成である」と言った。

すべての「文化(culture)」はある意味で反動形成である。つまり、人間に自然や動物的恒常性との臍帯(さいたい、へその緒)を断ち切らせた不均衡・外傷的核・根源的対立を制限し、水路をつけ、育て(cultivate)ようという試みである。

(引用元:「イデオロギーの崇高な対象 [ スラヴォイ・ジジェク ]」 はじめに)

これは「あらゆる文化はルサンチマンである」と、ほとんど同義だ。

「エアポートおじさん」「ブルーボトルのあいつ」「ポカホンタス女」「最終出社画像おじさん」「こんなすごい仕事してきたマン」という用語や概念も。
社会的強者を、酔って力を持つ者たちを、弱い立場の者たちが、馬鹿にしたり冷笑する行為によって立ち向かうために生み出した用語や概念という性質もある。

だがちょっと待てよ。
本当に冷笑系人間はダメなのか。
社会の足を引っ張るやつらなのか。
罪深いやつらなのか。

そうだよ、冷笑すんな、揶揄するな、嫉妬するなよ。頑張ってる人達の足を引っ張るな。

自慢してもいいじゃないか、元気があっていいじゃないか。

そういうおおらかな人もいる。

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SNSをつかってチヤホヤしてもららうのが品性が欠如してるとも思えないなぁ。ちやほやしたい人とされたい人が楽しくやってんだろうから好きにしたらええ。

2022/10/03 18:57

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別に格好つけていいじゃない

2022/10/03 21:33

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こういう指摘をしちゃうカッコいい俺も存在して良いように、たまにはカッコつけた写真くらい投稿させてあげたってええやん?と思うよ。常にじゃないんだし、お互い素直に羨ましがっていいじゃん。

2022/10/03 21:07

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でもさ、格好つけれる瞬間に格好つけなかったら、いつ格好つけるんだい? それこそ死ぬまでダサいままだよ

2022/10/03 20:54

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他人のやることを気にしすぎだよ。おおらかに生きよう。

2022/10/03 19:21

b.hatena.ne.jpそういう人達に、ぜひ観てほしい動画がある。
高城剛の「Life is a Journey」だ。

youtu.be「みんな自慢して褒め合えば良いよ」というが、これを観て「なんて品性がないんだ!」と、思わないか!?

まず前半部だ。

ウィーン経由で 虹の国境を越えて スロバキアのブラティスラバへ
サッカー選手の友人(中田英寿)と合流して 目的もないまま二人旅
今年の、僕の夏は、東欧から始まった

続いてやってきたのはブルガリア
ブルガリアといえばヨーグルト
アポなしでヨーグルト工場を見学で食べ放題
街の看板は難しくてとても読めません
適当に入ったカフェのケーキは美味しくて「太るなぁ」と思いつつ ご機嫌です

翌日 世界遺産を観に車で出発
山の中の僧院は素晴らしいが 
そんなことより昼からシャンパンのブルドッグ割り

今度はフランクフルト経由でアルバニアのティアラへ
ここで友人と別れ 一人ハンガリーのブタペストへ
面白いので 空港の荷物検査台の中をビデオで撮ってたら
別室で尋問
僕は怪しい者ですが、テロリストではありません

再び飛行機に乗ってオランダのアムステルダム
スキポール空港はショッピングセンターのよう
どんな長い旅でも
僕は小さいリュック1つ

街に出れば 新緑のいい季節に
運河沿いに建ち並ぶカフェでみんなほっこり

再び スキポール空港
ロンドン行きまであと15分
わずかな時間に寿司バー行って、カジノ行って
あぶなく乗り遅れ

やってきたのはロンドン
空港でケンジと合流
ヒースローエクスプレスに飛び乗って
携帯電話でレストランの予約
あー腹減った

パディントンまで迎えに来てもらって
ロンドンのノブと昼飯
ホテルの部屋はいつもデジタル機材のオンパレード

東京に戻ると街中 僕のポスターでいっぱい
妹のレストランでパーティー ベリーダンサー、最高でした

新幹線で京都へ
日本の夏といえば夏祭り
浴衣に着替えて祇園祭
今年の人出は48万人

友人達と深夜まで祇園でお祭り騒ぎ
翌朝 南禅寺の瓢亭で朝粥
ダッシュで東京に戻って沖縄
沖縄 最高です

すごいぞ。飛行機に乗りまくって移動しまくって「俺はこんなに世界を股にかけれるんですよ」と。


中盤。湘南でハウスパーティー、北欧の学校でビデオインスタレーション?、僕が作ったキャラクターは大好評、和田金で松坂牛、サンフランシスコのバーニングマン…プライベートも仕事も、全力って感じだな。


そして終盤だ。怒涛の仕事アピールが展開される。

2004年の夏、3ヶ月と3週間
この間の仕事の打ち合わせ271本
作った広告2つ
出演した広告2つ
作ったウエッブサイト3つ
作った企画書17本
受けた取材46本
出席した記者会見2つ
話した講演会7本
出席した株主総会1つ
取締役会3回
VJプレイは、ヨーロッパと日本で計6回
壊したカメラとPCは、各1台
交換した名刺267枚
飛行機に乗った回数34回
移動した距離15万2000キロ
ひと夏で地球約4周
ライフイズアジャーニー
人生は、旅だと思う
僕の旅は、きっとまだまだ続く

自分がやってきた仕事、人脈の多さ、影響力の大きさ、遊びの豪快さなど、アピールしまくり、まさに自慢自慢の自画自賛の雨嵐…。

これを初めて観た時、俺は衝撃を受けた。
こんなにも、自分大好き、平気で自分をアピールできる人がいるのだと。

そしてこれは、嫉妬心とは違うんだ。
それを超えている、嫌悪感だ。
ものすごく品性が無いと感じた。
人間ではない、未知の獣と対峙したときのような感覚。

なぜ品性が無いか?

それは「他人の嫉妬心や劣等感を刺激する可能性についての想像力に欠けている」からだ。

旅行の写真だとか、高そうな松坂牛とか神戸牛の写真だとか、仕事の実績をアピールする写真を並べ連ねられて「それ受け取った側はどう思うのだろうか?」という配慮が一切見受けられない。

本当に、人目も気にせず「自分が流したいものを作る」という意図で作られた、他者のまなざしが一切排除されたセルフィッシュな動画が、高城剛の「Life is a Journey」だと俺は思っている。
ある意味でアーティスティックであるかもしれない。

エアポートもめちゃくちゃ出てくる。
どんなエアポートおじさんも勝てない。3ヶ月ちょいで34回乗って移動してるんだからな。ハイパーオラオラエアポートおじさんよ。


高城剛の動画を観て、エアポートが出てくるという点でエアポートおじさんと共通項があるし、下から見上げるように撮影されるヨーロッパの街並みは、最終出社画角画像の投稿者を彷彿とさせる。

誰しも本質的には、この高城剛までは到達しないまでも、自分をアピールしたい欲望はある。それは本能的で、攻撃的で、個人的で、動物的なものだ。

だから「品が無い」んだよ、人間的じゃない。

キリスト教における「七つの大罪」における2番目に重い罪「高慢」に該当する。

filmaga.filmarks.com七つの大罪」を罪の重い順に列記しておこう。

1.嫉妬(ENVY)
他人の幸福を妬み、他人の不幸を喜ぶ感情。

2.高慢(PRIDE)
過度に自惚れていること。美徳とされる「謙遜」の真逆の状態。

3.怠惰(SLOTH)
元々は安息日に関わらず労働を続けることを指していたが、現在では労働を放棄して怠けていることを指す。

4.憤怒(WRATH)
人間の最もネガティブな感情のひとつ。怒りは理性を破壊し、魂の中に悪魔を迎え入れることだとされている。

5.強欲(GREED)
金銀など財産に対しての異常な物欲。聖パウロは「一切の悪事の根なり」と説いたとされる。

6.肉欲(LUST)
色欲、邪婬ともいう。子孫繁栄のためではなく、みだらに性的快楽に陥ることは禁忌とされる。

7.暴食(GLUTTONY)
もしくは「大食」。節制のない食事は、欲望を助長させる根源となる。

なぜ嫉妬が一番、重い罪か?
それは重いというよりは、人間の醜さに繋がる最初のきっかけ、より根源的なルーツでもあるからかもしれないな。
その話をすると長くなるから今回は割愛する。

ここで俺の話が矛盾しているようにも思うかもしれない。
「いやあんた、最終出社画像や退職エントリを書くエリートに嫉妬してるじゃん、一番重い罪人じゃない?」と。

いや違う。違う違う、そうじゃない~ってね。
別に嫉妬心から、ブコメもあの記事を書いたわけではない。

こんなにも煌びやかで素敵な高層ビルで私は働いてるんですよ的な画像を、受け取った側の心情を想像することなしに投稿する一方通行な行為を「あなた高慢ですよ!」と、言いたくて言いたくて仕方がなかったからだ。
もちろん、嫉妬心も多少は混じっているかもしれないが、正義感もある。
それは他人から見たら歪んだものかもしれないが。

誰彼構わず、 最終出社画角画像や退職エントリにケチをつけているわけではなく、倫理的なボーダーラインがある。
「それが社会や誰かにとって有益な情報に成り得る汎用性がありそう」であるならば、糾弾しないんだよ俺も。
「自慢が大半で、中身のないアウトプット」に対しては、指摘するんだよ。

六本木のビルの下から見上げる画角画像とか、大した中身ねえだろ。
すっからかんのポーの一族、にも関わらずアップする理由は前回述べたように、煌びやかで屹立として豪華絢爛な高層ビルと自分を同一視させたいというセルフィッシュな欲望の表出、誰かのためになる情報価値は一切ない。
自己ブランディングのための、自分による自分のための自分の投稿。

マンハッタンになろうとする。
マンハッタントランスファースタンド使いだ。高層ビルと同一化して他人を威圧する能力。誰のためにもならないブルシット(クソどうでもいい)能力。
限界団地トランスファーで勝負してみろやってね。

高城剛も、エアポートおじさんも、最終出社画角画像マウティングマンも、こんなすごい仕事してきたマンも。

もっと最悪なことに「勇気を与えたい!」「(自分の仕事ぶりで)インスパイアしたい!」とか、言うこともある。

スポーツ選手とかにもいるよな。
闇金ウシジマ君に出てくるニートの宇津井の気持ちが俺にはわかる。

メジャーで活躍するのは、文化の違いや言葉のカベとか大変だけど、
目標に向かって障害を乗り越えていけたら人間的に成長出来るンで、
楽しいっス‼

チッ‼
将来有望な若いスポーツ選手の前向きな発言は、
正直、ヘコむ。
どう考えても俺の生活とはかけ離れていて、
どんな素晴らしい言葉も参考にならねェ。


(引用元:闇金ウシジマくん(8)[ 真鍋昌平 ]

anond.hatelabo.jp野球とか、親戚でもない他人が棒切れ振り回して球飛ばしてるだけやで。

応援たって、無駄な練習を繰り返したおじさんが棒切れで球を遠くに飛ばしても、社会も自分の人生も何も変わらんのだ。

まるで自分が好きだからやっているにもかかわらず、誰かを元気にするだとか勇気を与えるだとか宣う傲岸不遜、厚顔無恥、唯我独尊の自己陶酔。
違うだろうが。
自分がやりたいから、気持ちいいからやってる。

でもそれが何かの、誰かの役に立つという自惚れが「高慢」なんだよ。

観てる側は、自分と相対化してしまって、余計な嫉妬心や劣等感を喚起させられただけの、自慢のメッセージとしか受け取ってない可能性があるのにね。

例えば親の力も結構あるはずなのに、スタンフォード大学に行ったことを、さも自分の努力だけで行ったかのような振る舞いとかよ。

gyakutorajiro.com俺がこのスタンフォードに行った若者が嫌いなのは、同世代のヤングケアラー達への配慮、親ガチャ失敗している子ども達等、他者への配慮がないからだ。
足を引っ張るつもりはないが、学びたくても学べない人たちへの配慮、共感力は、ねえのかよ!?

相手を思いやる想像力がねえんだよ。
だから恨みを買うし、しっぺ返しを喰らうぞ。自慢ばっかりしてるとよ。

闇金ウシジマくん(7)[ 真鍋昌平 ]

そんで、自分の成功体験を本にして、印税を稼ごうとする。富めるものがより富めていく。
ノブレス・オブリージュ、能力が高いなら、モラルも高いものを備えてほしいもんだね。


AERAとかで人生相談してる鴻上尚史もだ。

bunshun.jp僕は作家なので想像力はそれなりにあると思っていたのだが、子供を持って初めて「虐待によって殺された子供のニュース」がつらすぎて、なるべくなら見たり聞いたりしたくないという気持ちになる。子供を持つまでこんな気持ちになるなんて夢にも思わなかった。自分の想像力なんて大したことないと思った

「子供を持たないと分からないと言いたいのですか!」「子供を持ちたくても持てない人を傷つけていることが分からないのか」「子供を持てない人を傷つける、こんなツイートはしないように気をつけよう」と、不快感を露わにしている人達の声を無視して。

「香ばしい」と揶揄し、有吉弘行の言葉「ブレイクすることは、バカに見つかること」を引用し、馬鹿呼ばわりしやがったよ。
なんでこんな品性のない作家が人生相談なんかしてる?
不妊で子どもを諦めた夫婦や、結婚できない弱者男性や弱者女性たちに、配慮はねーのかよ!?


マイケル・ジャクソンのような、ノブレス・オブリージュという品性が伴わない成功者たち。
「自分のアウトプットで、誰かが不快感を喚起する可能性はないか」と一切考えない高慢さ。

高城剛スタンフォード大に受かった女子大学生、鴻上尚史、俺の個人的な感覚だが、三人とも獣に近い。
そして、そのケルベロスに類する、最終出社画角画像を受け取り手のことを全く想起せずに投稿できる品性のない人達も、獣に近い。

だが獣になる方が、社会的には成功できるのかもしれないよね。

俺は獣ではなく品性のある人間なので、これからもノーを突き付けていく。
謙虚ライオン!って話だ、ほんと。

www.youtube.comライオンから人間になろうよ。