逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

独身弱者男性が全集中して編み出した、人間の無意識にあるもの全てを顕在化する技を伝授します。

御殿場高原ホテルの中にあるコワーキングスペース「ALPS」(アルプス)にはビジネスを加速させる刺激的な本がいっぱい!?

西の方で仕事を終えた後、沼津駅から御殿場線に乗って御殿場に来た。
楽天トラベルで「時之栖が1泊6500円!?」と思って、驚いて予約したんだ。
時之栖といえば、なんか複合リゾート施設みたいなところで、1泊6500円は安いな~と思って、思わず予約したんだ。
日曜日にチェックイン、月曜日にチェックアウトだから、金曜とか土曜よりは安いのは当然とはいえど、6500円は安い。

と思って泊まったら、ホテルは時之栖の系列の新館「Brush Up」とかいう建物で、なんか普通のビジネスホテルみたいな感じだったな。リゾート感はあまりなかった。

www.tokinosumika.comおそらくグレード、価格が高い順で言うと、

ホテル時之栖→御殿場高原ホテルBU→Hotel Brush Up

という感じだね。

www.tokinosumika.comだから安かったんだな。
Hotel Brush Up」はビジネス目的みたいだから。
「そりゃそうか、時之栖が6500円で泊まれるわけねえか~」ってね。
部屋の居心地はさておいて、泊まった夜、テレビで興味深い番組がやってたので、思わずつぶやいた。

月夜のからくりハウス、ホームページあった。

mazekoze.wixsite.com古い情報しか上がってない。クラブexでイベントあるのかな。

www.princehotels.co.jpホームページ、表示されるの遅いな。
まあまた観に行く時に調べよう。

そんで、時之栖系列のビジネスホテルで1泊した朝、ビジネスができそうなスペースを見つけたのよ。

喫茶&コワーキングスペース「ALPS」。
ここで仕事や勉強や会議もできるようだ。近くの時之栖でセグウェイ乗ったりボルダリングやったりイルミネーションも光ってたから、ワーケーション的な滞在をすることも出来るな。

じゃあ自分も、軽くパソコン仕事でもやるか~と思って、2時間500円の料金を支払う。価格帯はこんな感じ。

個人作業用のカウンターのテーブルや。


会議できる大きなテーブルもある。

ドリンクバーは滞在料金に含まれていて、飲み放題。

もちろんコンセントもWi-fiも完備

仕事、やんなきゃなって思ったんだけど。
なんか書棚があって、ラインナップがバラバラで面白かったんだよ。

なので、棚にあった本を紹介するよ。

ニートの歩き方 - pha

 そのサイクルは、一般的には家族というシステムの中で行われていることだろう。赤ん坊が育てられ、大人になって働き、老人になって隠居する。僕はそれがインターネットやシェアハウスのコミュニティの中で行われてもいいんじゃないかと思い始めている。
 そもそもみんな生まれたときはニートだし、死ぬときも大体ニートだ。人間は、人生の最初と最後を除いた真ん中の一部分を働いているにすぎない。家族の中に赤ん坊や老人など働いていない人がいるときは、働いている人がそれを支えている。コミュニティの中に一定数ニートがいることは自然で健全なことだ。(p279-280)

確かに、そうかもな~。外国とか貧しい国は、子どもも働かされたりしてるし、ニートがいるのは健全か。
でもヤングケアラー家庭は、子どもの側が、親の面倒を見る…親が働けずニートみたいな感じになってる。このケースは不健全だな。

ハーバードでいちばん人気の国・日本  なぜ世界最高の知性はこの国に魅了されるのか - 佐藤智恵


よくある日本マンセー本、日本スゴイ番組の系統だな。
あんまりこういう自画自賛本は嫌いだな。品性が欠如してる。
日本の和の真髄を忘れたのか?
世阿弥風姿花伝」でも秘すれば花なり 秘せずは花なるべからず」という言葉があるように。秘めるからこそ花になるのであって、秘めねば花の価値は失せてしまうんだよ。
自分たちで、日本の伝統的価値を失墜させてるんだよ。

ヨーロッパの都市はなぜ美しいのか - 佐野敬彦

こういう本は気持ち悪くないんだよ。日本人が他の国や他の文化を褒める。それは他者への敬意でもあるからな。


絵に描けないスペイン - 堀越千秋

この本を読んでから、スペインに旅に行ってみたいな。ガイドブックだと無機質な情報が羅列されているばかりで、町の息づかいみたいなのはなかなか伝わってこないからな。

ここだけは行ってみたい 世界の夜景

ピエ・ブックスの本。こういう旅行系の本もちらほらあった。

ラ・ベットラ落合務のイタリア料理事典

料理本も沢山あったね。ラ・ベットラ・ダ・オチアイのうにクリームパスタ、美味かったな。また食べたい。

FIFA 腐敗の全内幕 - アンドリュー・ジェニングス 木村博江 訳


ワールドカップで盛り上がる時期にピッタリの本だ。
帯がすごい惹かれる。

会長を辞任に追い込んだ調査報道記者、執念の一撃
資金洗浄軍事独裁政権との癒着、韓国戦他での八百長

とな。帯の裏もすごい。

マフィア取材の専門家が次の標的にしたのはFIFAだった。
「今年最大の目玉と言える事件が発生したとき、その原因を作った張本人であるジャーナリストは、ぐっすり眠り込んでいた。
アンドリュー・ジェニングスの電話が鳴り出したのは、五月二七日の、夜がようやく明け始めた時刻だった。スイスの警察がチューリヒの高級ホテルで驚くべき強制捜査をおこない、FIFAの最高幹部七名をふくむ複数の理事を逮捕したのだ。容疑は一億五千万ドルにおよぶ横領。世界は驚愕した。
といっても、驚愕したのはそれまでなにも知らなかった世の人びとだった。ジェニングスは、たとえ目を覚ましていたとしても、そのニュースに驚かなかっただろう。そもそもこの操作の火つけ役となったのは彼だからだ」(2015年6月3日付。ワシントン・ポスト紙)


カッコいいよな、危険に飛び込んでいけるジャーナリストって。
俺にはまねできない…コタツ記事を書くので精一杯だねほんと。

成功している人は、なぜ神社に行くのか - 八木龍平

年収2000万で稼ぐ子供の育て方 - 山口光

バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。 - 鈴木琢也

学歴と年収、経済活動と密接するこの2つパラメーターは、人を動かす重要事項でもあるわな。
「成功している人は、なぜ神社に行くのか」って言うけど、順序が逆の可能性がある。
成功してるから金がある、昔からの大地主で金があるから、神社に行く時間、つまり余暇の時間を確保できる金銭の余裕があるから行けるんじゃないのかってね。


「バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。」は、何で横浜流星が表紙なのだろうか。
本売るための戦略か。
ちなみに本人は横浜流星と全然違う。

www.huffingtonpost.jp

ヤクザの人生も変えた名僧の言葉 - 向谷匡史

www.bookoffonline.co.jpセクシーな男、男前な女。 - 中谷彰宏

ダウン症の書家 金澤翔子の一人暮らし - 金澤泰子

あくせくするな ゆっくり生きよう!リチャード・カールソン、ジョセフ・ベイリー、大沢章子 訳

この辺の本も、自分の「人生に疲れた時に読みたい本リスト」として、また御殿場のこのコワーキングスペースに来た時に読んでみるか。

 

東京五つ星の手みやげ - 岸朝子

コロナかも落ち着いてはないが、コロナ共生社会として、東京から帰省する人も多いだろ。この1冊は何かお土産買うのに役立ちそうね。

 

われら仏の子 法華経 (仏教を生きる 2)- 渡辺宝陽 著

帯に惹かれた。

困難な状況の中で人はいかに生きるべきか。その指針を壮大な構想で示す「法華経」を精細に読み解く


東洋哲学、疎いからこういう本いつか読んでみたいな。
この「仏教を生きる」シリーズは全12巻あるみたいだ。

1 こだわりを捨てる〈般若心経〉
2 われら仏の子〈法華経
3 躍動する智慧(ちえ)〈禅語録〉
4 慈悲の光〈浄土三部経
5 真理の言葉〈法句経〉
6 悲願に生きる〈最澄
7 大宇宙に生きる〈空海
8 おおらかに生きる〈法然
9 信に生きる〈親鸞
10 孤高に生きる〈道元
11 苦海に生きる〈日蓮
12 狂と遊に生きる〈一休・良寛

そんな感じで、本も楽しめるコワーキングスペースだ。

自分の隣の席で、面談?みたいなことしてる人もいたね。
婚活のコンサルタントみたいな女性が、男性と話してた。
俺も紹介してもらおうかなぁ、声掛けようかな。
と思ったけど、やめた。

うーん、こういうとこダメだね自分は。
書棚にあった、相田みつをの長男、相田一人の本にも書いてあったよ。

相田みつを - 相田一人

「一人なあ、お前は理屈ばっかりで、体がちっとも動かない。頭デッカチでしようがない。具体的に動かなくちゃダメだぞ」
今でもそんな父の声が聞こえてきそうな気がすることがある。本当に数知れぬほど聞いたからである。この言葉が父の口から出るときは、私にとって、だいたいにおいて、好ましい状況ではなかった。叱られるときん、必ずといっていいくらい、言われたものだったから。(p72)

行動が大事なんだとね。

まあでも「運気いい人は勘でわかるから~」みたいな、スピリチュアルな話が多かったから、個人的に関わりたくない気持ちが湧いてしまったってのもある。
「運動した方がいい。肩こりも緩和される、肩甲骨を動かして」と、婚活の話の中にそういう関係なさそうな雑談も混じってたな。

うーん、しかし柳原可奈子がモノマネしている時のような、饒舌でまくし立てる感じのエネルギッシュさもあったので、また行った時に見かけたら人生相談してみるか。