最近の話題のニュースといえば!
ジャニーズもあるだろうけど、その前にあったのはAFURIが吉川酒造を商標権侵害で提訴した話題だよな。
まあ俺は多くの人同様、吉川醸造の方に共感した。
地名や山の名前、歴史や文化に根ざした名前、その歴史的ブランドを独占しようとするなんて傲岸不遜!
ラーメン屋のAFURIは、ラーメンに集中せい!
ってね。
いっぱい、商標登録してるけどよ。
特に登録6609897ってのがな。
何だこの、山みたいなロゴは!?
阿夫利山を自分の山みたいな、みんなの山やろ~!?
品性がないと俺は思ったね。
歴史的自然遺産、既存のブランドに乗っかるってのはよ。
0から1、だったら文句はなかった。
任天堂とか備長ひつまぶしとか。
いや、備長ひつまぶしはちょっと品性がないか、"備長炭"という一般名詞を独占しようとする私利私欲を少し感じる。
でもまあギリ、セーフだ。
丸亀製麺はアウトだ。
俺の基準では品性が無い企業と認識している。
ロサンゼルスの個人店にクレーム入れたり、米国でMARUKAMEで商標取ったりね。
www.ipkato.com 米国の商標法でも、地名自体には商標登録を認めていません。しかし、東京や京都ならいざ知らず、丸亀市は、世界的に有名な都市ではありませんので、米国特許庁のこの判断は妥当だと思います。
AFURIは、公共物であるはずの自然、阿夫利山という巨人のブランドに乗っかってるにも関わらず、謙虚さを失い、その地名を独占してビジネスに利用しようとたのはまずかった。
一人の一般人として、ラーメン好きのラーメンおたくとして、AFURIには一過言申しておきたい気分にもなったね。
と、思ったけれど。
本当にAFURIは叩かれるようなことをしたのだろうか?
後から出た情報によると。
あと、『雨降(AFURI)』は「最初から海外向けを意識した売り方」であり、「銘柄ではなくブランドそのものとして売ろうとしている」、「AFURIのアルファベット表記もセット」なのも、競合メーカーとしてのラーメン屋側は無視できなかった部分と思います。
特許庁の判断では認定されているため…保証されるべき…正当な権利であると。
president.jpAFURI社は法律に則って、自社ブランドの関連商標を取得し、その権利を行使したに過ぎない。だが、SNSはAFURI社への批判であふれている。つまり、AFURI社は知財戦で優位に立ったが、広報戦で完敗しているのだ。
AFURIはビジネスとして正当な手続きを踏んでいた。
だが…仮にそうだとしても!
AFURIを糾弾したくなってしまう…なぜか?
俺は考えた。
ラーメンおたくとして、AFURIに行ってみないとだ。
そこで何となく思ったのは、最初から嫌われていたのではないか?と。
なぜ「AFURI」は炎上したのか 商標権めぐる主張で重ねた「悪手」
元々嫌われてた説を提唱したい。モテないラーメンおたくは自分とは違い女性に愛されるAFURIに無意識に嫉妬心を抱いていた。その嫉妬心を正義に変えれる口実ができた。元々嫌いだから権利行使の正当性は関係なかったり
2023/08/29 13:17
そしてわかった。
この一件には「ルサンチマン」が関わっているということを。
なぜAFURIを叩きたくなるのか、AFURIが叩かれる理由と、叩く人間のルサンチマンの正体を、えぐり出してみよう。
1.飲食店ビジネスとして成功している
AFURIの歴史、ラーメン1号店「ZUND-BAR」で、その次は恵比寿だ。
afuri.com全国規模ではないにせよ、多店舗を展開する飲食チェーンとも言える。
いわば外食産業における成功者だ。
だからこそ、今回のように叩いたら埃が出てきそうな事案が発生すれば、人生がうまくいっていないルーザーズ、ビジネス的に成功していない人間(低所得者)は、ここぞとばかりに成功者を糾弾する!
ビジネスや金儲け、資本主義の現実社会で勝つことができない。
だからルーザーズ(貧乏人)は、品性だのモラルだの、自分が勝てる可能性のある領域を展開する。
下部構造(経済)ではなく、上部構造(品性、モラル)などのフィールドに、ここぞとばかりに下部構造の成功者を叩くチャンスをうかがってる。
佐野研二郎のエンブレム騒動にもあったように。
成功した起業家や一流デザイナー等、高給取りの人間を叩いて憂さ晴らしをする貧乏人達。
自分が勝てる可能性がある、上部構造のフィールド(地名を商標に利用するのはどうなの?)に持ち込み、成功者を叩いてやろうというルサンチマンを駆動させる。
2.商品の値段が高い(特にトッピングの炙りチャーシュー)
ちょっと待てと。飲食店ビジネスとして成功してるのは別に、AFURIだけじゃない。
吉野家だとかコメダ珈琲だって成功している。
なんでAFURIばかり叩かれる?
それは・・・値段が、高いからよ!
AFURIのラーメンの料金だ。
普通のラーメン1杯で1200円オーバー。
さらにトッピングも、細かく値段設定されている。
最近、食べに行った時の話をしよう。
俺は、柚子塩ラーメン+炙りコロチャーシュー飯(税込1890円)。
高いけど味は結構、美味しいんだよ。
柚子の酸味がきつい日があったけど。
酸味が抑えられて「スープうまい!」と感じた日もある。
「新鮮な鶏ガラや豚肉、昆布や煮干し。鰹節や香味野菜など、厳選された食材の数々。」を使ってるらしい。
醤油ラーメンとか味噌ラーメンだと、大味になってしまって動物系素材や魚介の風味が消し飛ぶ店も多いからな。
けどAFURIの塩ラーメンは、塩味はきつすぎす、ダシの旨味を感じられる。
ゆずの酸味のおかげだろうか、食材を多くし過ぎて逆に味のキレがなくなりぼやけた味になる事態も起きていない。
俺が重要視する「麺とスープの絡み具合」も悪くない。
加水率もそこまで高くして無いのだろう、スープの味を麺が吸収しているのがわかるし。
細麺の毛細管現象(麺と麺の隙間をなくしスープの汁気が麺の上に滞留すること)により、スープとの絡みの向上もうまくいってる。
味は美味しいが・・・納得し難いのはやはり、値段の高さだ。
このトッピングのチャーシュー、いくらするか知ってるか?
なんと…350円!
なんじゃこりゃァ~!?チャーシュー1枚か~い!!
と、ツッコミ入れたくなったよ。
せめて3枚…いや、2枚でもいい。
youtu.beにまい、にば~い!って言われちまうぞ、高見山が来店したらよ。
めちゃくちゃ小さくはないが、厚切りとも言い難い。
タモリが愛した「満来」のチャーシューらぁめん(1800円)を見習えっつーの!
まあ満来も1000円オーバーで安くないけど。
でも大きくて美味しいチャーシュー付けてくれて、お腹いっぱいになれる。
AFURIで満来と同じチャーシューのグラム数にしようとしたら、何枚トッピングだ?
1杯3000円超えのラーメンができちまうぜ(笑)
ラーメン二郎等と異なり、ボリューム的にも弱く、腹持ちも普通だ。
350円って、あと50円出せば、松屋の牛めし(400円)食えるからな。
びっくりするよ。
ラーメンのトッピング1つや2つで、牛丼食えるんだから。
味玉だって1個210円、高いやろ!?
2個で牛丼の値段、超えるがな!
そして極めつけはこれよ。
炙りコロチャーシュー飯…その値段、なんと!
税込730円だぁ!?
いや炙りチャーシューも、炙りコロチャーシュー飯も、炭火で焼く手間もかかってるし。
美味しいといえば、美味しいんだけれども。
いやでも高いだろ…なんで大根おろし、入れてるんや?
かさ増ししてんじゃねーよ!
大根なんていらねぇ、全部チャーシューで埋め尽くせ!
それで730円ならわかる、わかる…
否!
わからない…どんぶりとしては、大きいどんぶりでもない、茶碗サイズだからな。
松屋とか吉野家の並の牛丼よりも小さい茶碗。
それで730円…大根おろし、入れてるスペースには、チャーシューが無い!
柚子の皮も入れてる。
そういう一手間があるから、仕方ないってか?
俺はそうは思わない。
大根おろしも柚子の皮もいらない。
炙りチャーシューがもっと欲しい。
730円って、どれたけ高いか、認識してるのか?
松屋で、牛めし(400円)と、豚汁(250円)と、半熟卵(80円)つけた金額と同じよ!
松屋で腹を満たせる1食が、AFURIの腹を満たせないサイドメニューとイコールだぜ。
つまりAFURIは、気軽に行けるラーメン屋じゃないんだよ。
貧乏人は行くのに躊躇する価格帯だ。
3.恵比寿、中目黒、新宿など、庶民的ではないオシャレな街や地価の高い場所ばかりに出店している
AFURIの店舗一覧を見てみよう。
なんで、なんで三郷や三河島じゃねえんだよ!?
座間とか橋本に来ねえんだよ?
クパチーノってどこだよ?
小洒落た町、地価の高い街ばっかりに出店してよ。
俺が行った店舗もそう。
エリートサラリーマン達が、ランチで多く利用してた。
平日のランチ時に行けば「この客の中で、年収が一番低いのは俺じゃないのか?300万ないしな…ははは」と、劣等感を喚起する疎外空間。
身なりのいいスーツを着たビジネスマン、オフィスレディ達。
かたや、洗濯を繰り返して色褪せ、襟元がゆるくなったTシャツとGパンと汚い靴でラーメンをすする俺。
悲しくなってくる…なんで、あんたらはなぜ、俺らの町に来てくれない?
俺の住む町で、ラーメンを作ってくれないんだ?
一等地ばかりに出店する?
俺の町に来て、1杯1000円以下でお腹いっぱになれる、ラーメンを出してくれよ!?
斎藤工みたいによ、俳優もできて、芸人っぽいこと(サンシャイン斎藤)もできる二面性がカッコいいと思わねえのか?
地価が高いオシャレな街ばかり出すのもいいけどよ。
庶民が暮らす街にも出店する…その二面性が、カッコいいと思わねえのかよ?
ブランディングなのか知らねえが、庶民は相手にしないってか?
貧乏人は客層が悪いから嫌だっつーのか?
貧乏人が大勢いる町には出店しなくないってのか!?
庶民の町、俺の町に出してみろっつーんだ!!
4.女性人気が高い
AFURIに行ったことがある人ならわかるが。
小綺麗な空間、ラーメン屋独特の豚骨等の臭いがない。
おそらくセントラルキッチン方式を採用しているんだろう。
スープは工場で作っているのかな?
俺が行った店舗では、むき出しの骨などの食材が見えたりはしなかった。
炭火でチャーシューを焼いてるのは見たけどね。
寸胴もキレイだった。
臭みが移らないからだろうか、女性客も多い。
紙エプロンも言えばくれただろう。
女性が愛されるサービスや空間づくりが意識されている。
貧乏で女性にモテない男たちは、AFURIに嫉妬する。
「は!女性に媚びてるサービスばかりしてからに。それよりラーメン二郎みたいに安くして、量も増やせや!!」みたいにね。
女性人気が高いということは、女性に愛される存在であるということ。
すなわち、女性に愛されない弱者男性等は、無意識的にAFURIに嫉妬心を抱くこともあるだろう。
「AFURI」騒動を見ると法的な正しさだけでなく振る舞いや言動が「誠実に見えるかどうか」がSNSでは重要だとわかる、という話
AFURIは恵比寿や中目黒など、洒落た街ばかりにある。三河島にはない。小綺麗で女性客も多い。すなわち、女性に受け入れられないミソジニーや弱者男性はAFURIの存在そのものに無意識に嫉妬し、叩いてる部分もあるような
2023/08/27 13:52
自分の不遇な人生、性的パートナーを得られないストレスを解消するために、女性に愛される存在を糾弾するルサンチマンを、意識的にも無意識的にも実践する。
その対象は、特定の一個人の場合もあるが。
ジャニーズや芸能人などのルックスや所得に恵まれた存在や、飲食店として一定の成功を収めているAFURIや、無差別的な対象(京王線や小田急線の事件等)にも及ぶ。
韓流文化を叩くネトウヨ等もそう。
女性に愛される韓流アイドル、韓国旅行、韓国の食文化を叩いて値打ちを下げようとすることで、日本人女性に愛されない性的不遇者は自分のストレスを解消しようとする。
(引用元:漫画ルポ 中年童貞 [ 桜壱バーゲン ]p86-87)
だから女性ファンが多いお店は、嫉妬心や劣等感を抱えてルサンチマンを実践する可能性に満ちた弱者男性や貧乏人に糾弾されるリスクが常に付きまとう。
結論.AFURIは貧乏人に普段から寄り添っていないので、SNSで暇を持て余している貧乏人達は擁護もせず逆に糾弾した
叩かれないようにするには、貧乏人や弱者男性や弱者女性なども味方に取り込んでおかなければならない。
それは成田悠輔も言っている。
youtu.be世の中の情弱な貧乏人たちっていうのは
彼らにお金を渡しても
すぐストロングゼロ飲んで、パチンコ行って、競艇でスって、
で「今日で終わり」って思いながら
次の日も同じことを繰り返すような連中なんだ。
で、僕たちにすべきことは
彼らをどういう風に
政治的に経済的に文化的に無力化するかって事が
何よりも大事なことなんだ
それこそが僕たちが進めるべき
分断
で、そのためには何でもやるべきなんだ
楽天カードのリボ払いも、ヤフコメも、スマートニュースのマクドナルドクーポンも、全部正義なんだと
まあこの成田悠輔の話は、別に目新しい話ではなく。
マルクスやアルチュセールが過去に分析した資本主義の構造を、現代風に焼き直して説明しただけともいえる。
以下の一節のビールとかワインが、現代の日本のストロングゼロに対応してる。
ここで次のことを忘れないように指摘しておこう。すなわち、労働力の再生産に不可欠な価値のこの量(賃金)は「生物学的な」SMIG[全企業一律最低保障賃金]を満たすのに必要なもののみに決定されるのではなく、歴史的最低限(イギリスの労働者たちにとってはビールが、フランスのプロレタリアたちにとってはワインが必要であるとマルクスは指摘した)――すなわち歴史的に変化しうる最低限を満たすのに必要なものによって決定される。
(引用元:再生産について(上) イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置 (平凡社ライブラリー) [ ルイ・アルチュセール ]p125)
政治や支配者層は、貧乏人(労働者たち)をあらゆる手段で分断する。
八十年前からブルジョア政治の全歴史は、労働者たちの力の分断、政治的分断、組合の分断という戦術に立脚している。こうしたやりかたのおかげで、実際ブルジョアジーは自らのAIEのなかのプロレタリアートの諸組織の影響力を「無効とする」のである。
(引用元:再生産について(上) イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置 (平凡社ライブラリー) [ ルイ・アルチュセール ]p212)
ストロングゼロは分断を行う際に好都合な存在だ。
仕事のストレスや政治への不満を、安い酒で酩酊状態になって忘却してくれるんだからな。
それらをアルチュセールはAIE(appareils idéologiques d'Etat/国家のイデオロギー装置)という概念等によって紐解こうとしたんだけど、本題ではないので気になる人はこの記事でも読んでみてくれ。
gyakutorajiro.com
さて、じゃあ何でこの貧乏人の分断の話が、AFURIの炎上の一件に繋がるかというとだな。
炎上しない企業やサービスは、貧乏人を大切にしているから
だ。
貧乏人を大切にすることで「分断」するんだ、不平不満の矛先がこちらに来ないように。
成田悠輔が言う楽天カードのリボ払いは、まさに貧乏人のためのサービスだろう?
金がなくても、金が無い貧乏な現実から逃避できる(一時的な弥縫策ではあるにせよ)。
その月の出ていく金を減らして、貧乏人のQOLを上げてやっている。
ヤフコメ(ヤフーニュースのコメント欄)や、はてなブックマークもそう。
貧乏人の憂さ晴らしのために、物申せるサイバー空間を用意してくれている。
実際、ヤフコメやはてブの炎上は、その話題の対象が炎上しているのであって、ヤフコメやはてブの運営や企業それ自体が炎上することは、滅多にないでしょう?
そんな風にストレス解消の機会を用意し、貧乏人に寄り添うこと。
貧乏人のストレスを発散し、政治的活動やストライキや反社会的行為等、支配者層にとって都合の悪い状況から「分断」する。
スマートニュースのマクドナルドのクーポンだってそうよ。
貧乏人に、美味しいハンバーガーを食べて満足してもらい、よからぬ考えや行為を起こさないように「分断」する。
マルクス主義者や成田悠輔が言うように、貧乏人を大切にしている楽天やヤフーやスマートニュースが炎上しないのは、富めるものと貧しいものとの衝突を抑制し、貧乏人が満足できる社会の仕組みを作り出して、衝突から分断しているからだ。
貧乏人が満足できる社会を作り出し、満足させることで、政治的・経済的・文化的な怒りや反発から貧乏人を分断することができ、良い社会となる。
麻生太郎も言ってたよな。
一方、どうだ、AFURIはよ。
この記事の「2.商品の値段が高い」でも語ったように、貧乏人のためのラーメンなんて提供していない。
油断するとすぐ、ランチでも2000円とか超えちまう。
だから目立たず、静かに、ビジネスをするべきだった。
金を持ってるエリートサラリーマンや、恵比寿とか中目黒とかで遊べる金に余裕のある層に絞っておくべきだった。
なのに貧乏人の目に留まるような、派手な訴訟を行ってしまったな。
ここぞとばかりに、普段、高いラーメンが食べられない貧乏人は、そのストレスや嫉妬心等を、自分の私的な憂さ晴らし等の個人的な欲望も混ざっているにもかかわらず、「地域に根差して仕事をしている吉川醸造を救う」等の大義名分によって、自分の糾弾行為を正義として正当化して、バッシングをするんだ。
スープストックが炎上したのもそう。
結婚して所得を上げることができない一馬力の貧乏人(ダブルインカム等により世帯収入を上げる事が出来ない)よりも、子どもを作れる経済的余裕がある子育て世帯を応援することを間接的に表面してしまったスープストック。
貧乏人を蔑ろにしてしまった。
一方、先も語ったように、貧乏人(マス層)を大事にするヤフーやはてなや楽天やスマートニュースは、滅多なことがない限り叩かれないし。
同じ飲食業界なら、先に紹介した松屋とか、コメダ珈琲とかは、滅多に炎上しない。
それは「貧乏人を大切にしているから」だ。
例えば俺が、「こめだコーヒー」というコーヒー店をオープンして、商標権侵害でコメダ珈琲が訴えたとしても。
普段から貧乏人のためにボリュームのある料理を提供し、座り心地の良い椅子と時間を提供してくれるコメダ珈琲が責められる可能性は低いだろう。
むしろ皆、コメダ珈琲の味方に付く。
貧乏人を大事にしたから、1000店舗まで行けた。
一方、牛タンの「ねぎし」とかは、やばいかもな。
価格帯とか何か、AFURIとちょっと似てる。
最近、行ったけどよ。
まあまあ腹一杯になれたけど3400円も使った。
貧乏人が気軽に行ける店じゃない。
俺が根岸線の根岸駅の近くで「定食屋ねぎし」とかオープンして、商標権侵害でねぎしが訴えてきたら、コメダの時と違って、個人店である俺の方を支持してくれる人もいそうだな。
逆にいきなりステーキは、うまくいかなかった。
狭い座席、ステーキとしては安いが腹いっぱい食べると3000円オーバー、貧乏人が満足できる水準に達していなかった。
スシローもそう。6700万円の請求を取り下げた。
上げたこぶしを引っ込めた。
わかってんだ、スシローは。
貧乏人を怒らせると怖いってことを。
俺もそうだが、スシローは貧乏人がたまの贅沢で行く回転寿司屋だからな。
「客の非が大きいとはいえ、貧乏人に6700万も請求した」という事実が残ってしまうと、顧客である貧乏人から得られていた支持を失い、莫大な損失に繋がる恐れもある。
これでわかったか、AFURIさんよ。
「貧乏人を大事にする」ってことは、政治的には貧乏人を不満やストレスから「分断」することによって治安を維持することでもあるし、経済的にはマス層の支持を得るためのマーケティング戦略でもあるんだよ。
貧乏人を舐めてると、痛い目に遭うってことだ。
貧乏人を相手にしないビジネスをやるなら、貧乏人の目に留まらないように行動するべきだ。
貧乏人達の嫉妬心や怒り、それらを抑圧するための行為(ルサンチマン)を惹起しないよう、目立たず静かに、ビジネスをする。
いや、もっと大規模にビジネスを展開したい!っていうならよ。
原価率が上がったとしても、貧乏人にも手が出しやすい価格に、値下げせい!