ウーバーイーツは相変わらず報酬が低い。
でも話したように。
1.7kmの配達で300円、やってられるか、と 。
スリコばかりで全く稼げない。
とある日は7時間、外にいたのに、4000円ぐらいだ。
時給500円台…これじゃあ、飯食えねえよ。
オードリーの若林とか。
【オードリーANN東京ドーム】若林正恭、Uber Eats配達員デビュー告白 すでに50軒以上担当 | ORICON NEWS
水道橋博士とか。
「最高の2ショット」ウーバーイーツ配達中の水道橋博士と「オムサコライス」開店の宮迫博之がクリスマスイブに偶然再会 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
川谷絵音、「Uber Eats」配達員に 突然の姿にファン「掛け持ちし過ぎww」「副業ですか!?」(1/2 ページ) - ねとらぼ
いわばこういった社会的強者、別に配達の仕事をしなくても全然生活できる「道楽配達員」みたいなのが、単価を下げてる側面もある。
「あっ、今日は暇だからやるかぁ、スリコでも別にいいかぁ、運動不足解消のためだし」という、別に生活の為ではなく、運動不足解消とか気晴らしのためにウーバーイーツやるの。
できればやめてほしいっていうかね。
ジム行けやって話だ。
なぜなら、そういう道楽配達員は動機が生活費ではないがゆえに、低単価でも配達を受けるんだから。
そしてウーバーAIが図に乗って、ダイナミックプライシングでどんどん低単価にしていく。
3.3km、ダブルピックアップで545円とかあったな。
マックとケンタッキー、ダブルピックアップする手間のある案件。
ドロップは2.5km先の1件、その後1kmぐらいもう1件。
これで545円。
そして家に帰るためにまた3km。
あれは割に合わなかったなぁ。
ダブルピックアップしたくねえ、ほんと。
もうやめろや。
客も嫌だろう、メシが冷める確率が高くなるんだからね。
ドライバーたくさんいるんだから、シングルピックアップ分散させろっての。
こんなにもウーバーが低単価でも成り立ってるのは、道楽配達員がたくさんいるからだろう。
彼らは、俺ら年収100~300万円前後をうろうろしている底辺配達員の収入を、さらに下げることに加担していることに無自覚だ。
年収500万円以上はウーバーイーツの副業、配達禁止。
国会議員は誰か、法案として通してほしいね。
と、軽くルサンチマンを吐き出したところで。
もう1つ、嫌なことがあった。
配達先ではなかったけど。東中野のとあるマンション。
母親が、ものすごいデカい声で、子どもを叱っていた。
「じゃあもう、うちに帰らなくていいから!」
「ママが嫌なの!」
「ママの…あんたの…じゃなくて、ママがいい加減嫌なの!何度何度言っても、あんたそうだから」
「おばあちゃんとこ行く?」
みたいなことを何度も何度も、デカい声で。
教育虐待ってやつか?
いや、普通の児童虐待か。
市原悦子モードになって、俺は電柱の影から虐待現場を確認しようと観察した。
子どもは「ごめんさい…」と言ってるのは聞こえないが、シュンとしてる感じ。
怒るのは別に教育として必要かもだけど、そんなデカい声で、何度も怒る必要ねえだろうが?
って、母親に説教すればよかったな。
そんな勇気ないけど。
怒るのではなく、諭すのが、教育の基本だろーが!?
ほんと、都会にもDQNがいるんだな。
ママ"が"、嫌なの!
と、「が」を強調してたけどな。
ワガママもいい加減にしろっての。
てめーが産んだ可愛い子どもだろが?
クリニックいった方がいいんじゃねえのか。
さらに聞こえるのは…
「異常じゃないそれって!」
いや、異常なのあんたやろ、子どもに向かって"異常"って言うか普通(笑)
「異常ってわかる?普通じゃないってこと!」
と、さらに追い打ち。
気持ち悪い修羅場だ。
怒り方に全く、愛が感じられなかった、吐き捨てるような物言い。
児相ってのに相談すればいいのかな?
「子どもに対して、何度も何度も、罵声を浴びせておりました。傍からみれば、子どもへの教育には見えませんでした」みたいなね。
もう1つ、教育虐待みたいなの見かけた。
最近、経営難っぽいイトーヨーカドーでだ。
b.hatena.ne.jp俺がいたのはイトーヨーカドー曳舟の1階、フードコートみたいな所。
飯はそこで食わずに、結局は近くの焼鳥屋に行ったんだが。
フードコートでパソコンを触っていると。
隣に子連れファミリーが来て、なんか勉強を教え出した。
旦那が言う。
「なんでわからないの?」
子どもはすごく不機嫌そう、辛そうな顔して、楽しくなさそうだ。
そりゃあ、そうだよな。
せっかくの家族の外出、なんで外に来てまで、勉強させられるの?
しかもイトーヨーカドーのフードコートでよ。
余計なお世話だが、塾に行かせる金もねえのかよ?
そんで聞いてりゃ、ねちねちねちねち、子どもに対してNGワードばかり。
子どもの自己肯定感を下げる 「絶対に言ってはいけない言葉」
子どもに言ってはいけない「どうしてできないの!」 叱らずにやさしく課題を伝える方法
に載ってる言葉、さっきからあんた、100回ぐらい言ってる。
まあそりゃ大げさか(笑)
てかグラサン取れや!
グラサン掛けながら勉強教えるってなんだ?
光がまぶしいとか事情があるなら仕方ないけど。
子どもに対して不誠実な感じがする。
自意識過剰のナルシスト野郎、公衆の面前で教育虐待してんじゃねー!
グラサンかけてカッコつけてる暇あったら塾代稼いでこいや。
まあ子育てもしてない、塾代もおそらく稼げない、俺のような低所得者が偉そうに言えるもんでもねえけど。
あともう1つ、虐待とは言い切れないかもだが。
教育ママや教育パパ達が、街を封鎖してたな。
1月末の土曜日、高田馬場で俺は配達してたら。
ena高田馬場とかいう塾の前に、中学生?いや小学生ぐらいだ。
その年齢ぐらい子どもだの、その親だのが大量にたむろしているせいで、道が半ば封鎖されててよ。
本当、配達している俺は大迷惑、チャリ通れないから、迂回してドロップ先に向かう羽目になったんだぜ。
そして帰宅後、なんで人だかりができてたか調べてみたら。
どうやら「入試カレンダー」ってのを見ると、なんか中学受験の出願期間みたいだったようだ。
入試カレンダー | 首都圏 | 中学受験情報の「スタディ」
それで親御さんがごった返ししてたの?
全く、道をふさいでいい迷惑だぜ。
大体、中学受験だの、いい大学行くとかな、あんま意味ねえから。
俺がその証左よ。
俺も世間的には、まあまあの大学に行った。
よくネットで炎上してる思想強いオッサンがいるところだ。
けど今は「誰でも出来る仕事」と先輩に馬鹿され、配達の仕事をしてるんだから。
この仕事は、
ウーバカイーツと若者に・・・ | Papasの南国バリ島極楽生活ブログ
「ウーバカイーツさーん、ヒヒヒ、うー・ば・か・いー・つーーーーーーーー、ひゃっひゃっひゃっーーーー。」
にあるように、民度の低いDQNから馬鹿にされ。
社会的強者からはカプチルを受ける。
Uber配達員「凄いマンションですね!自分もいつかこんなところに住みたいです」 ツイ民「自転車で飯運んでる奴には絶対無理だよ。そもそも僕に失礼だろ」 : ツイッター速報
ちなみにカプチルとはこのサイトの説明が詳しい、日本にもある。
「ナッツ姫」事件から8年、パワハラ告発が相次ぐ韓国 「カプチル」撲滅の道は遠い:朝日新聞GLOBE+
上司が部下に対し、愛犬にエサをやって糞の始末をするよう命じる。航空会社のオーナーの娘は、(自分が乗った)旅客機が滑走路を走行し始めたが、ゲートに戻らせ、彼女をイラつかせた客室乗務員の一人を降ろさせた。ある新聞社の実力者の孫娘は10歳だが、お抱え運転手を侮辱し、役立たずだからクビにすると脅した。
こうした言動は韓国ではとても一般的で、今では「カプチル(gapjil)」(訳注=直訳は「甲乙」だが、転じて「パワハラ」や「モラハラ」の意味)という言葉が生まれている。
この言葉は、「gap(カプ)」と「eul(エウル=嫌がる言動)」の混成語で、パワーがある「カプ(甲)」が下位の人(乙)に「嫌がる言動」をするという意味だ。社会的地位が職業や肩書、資産によって決まる韓国の根深い階級社会では、誰であれカプチルから逃れるのが難しい。
だから大学を出ても、そういうカプチルをする側(もちろん社会的強者でも品性もあってカプチルなんてしない人もいるだろうけど)ではなく、される側の人生に行きつくケースがあるんだ。
俺は社会科学部とかいう、リベラルアーツだの横断学問だの、大した専門性も身に着かないところを出たのが失敗だったかもしれない。
中途半端な知識だけを得て、大したスキルも身につかねえ。
だから企業でサラリーマンやるしかなくて。
つまんねえ仕事とクソ上司にうんざりして、耐えきれなくなって。
今はその日暮らしのギグワーカー、フーテンの寅さんみたいな状態よ。
親に申し訳ねえほんと。
大学の学費、4年間で400万ぐらい出してもらって、この有様。
だから高田馬場でたむろしてた親たちに言ってやる。
中学受験したところでね、俺みたいになっちまう可能性は十分あるんだぜ?
もちろんそりゃあ、生命保険とか入院保険と同じくでね。
人生の保険、就職保険みたいにはなるよ。
闇金ウシジマくん9巻で。
デスクワークないかなァ。
(引用元:闇金ウシジマくん(9)[ 真鍋昌平 ]p91)
デスクワークがしたい宇津井が、ハローワークで「大卒以上」という求人を見て、失意に落ちるシーンがあったように。
保険として、大学に行っとけば何か仕事の選択肢が増えるのは事実だよ。
だけどお受験させてるママさん・パパさんはよ、子どもの主体性ってのを、尊重してんのか?とね
ただ流れに任せて、子どもに勉強させて、子どもにやんわり強制させてんじゃねえのか。
ライト教育虐待、マイルド児童虐待だ。
高学歴・高収入の親「失敗できない」 行き過ぎた教育で苦しむ子ども:朝日新聞デジタル
常に勉強をさせられる、マイルドじゃない、エグい教育虐待の話だってある。
俺の実家は太い
そもそも、どこの大学に行かせるか?じゃねえんだよ。
子ども自身がどこで何を学びたいか?の方が大事なんだよ。
何を学びたいわけでもねえのによ、適当に名の知れた大学行って、適当に就職したら、終わりだぜ。
好奇心と主体性と行動力、そっちを子どもに身につかせる方が大事よ。
行動なんだよ、人生は。
よせよせ!
沢山・・泣けばその分いい人間・・・上等な人間になった気か?
胸クソ悪い!
あんな物は皆
映画館の涙・・・・・・・・!
自分では指一本動かさず汗もかかず・・・・感動だけはもらおう・・・・っていう横着者の涙・・・・気がつけ・・・・・・!
行動なんだよ・・・・・・・・・・!
人生は・・・・!
(引用元:賭博覇王伝 零 1 [ 福本伸行 ]p178)
それさえあれば、学歴なんてなくてもいい。
三國清三シェフだって中卒だし、建築家の安藤忠雄とか前澤社長だって高卒だ。
まあやりたい仕事が大卒有利なら、子どもは自分の意志で行くべきだろうけど。
そういう中学受験とかさせてる親とかがよ、子どもを受験戦争のストレスで追い詰めて、受験うつとかにさせるんだよ。
中学受験 東京難関校への逆転合格の理由
とか読むとめまいがする…まるで、家畜じゃねえのか。
フォアグラを食うため無理矢理に口の中に餌をねじ込まれる鴨のように、いい中学・高校・大学に入るために、子どもの意志に関わらず無理矢理に知識や勉強時間を詰め込む。
旅行にさえ行かない。
子供4人を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママ。新聞社主催のセミナーで「子供が受験生のときに旅行は行きましたか?」て感じのこと聞かれて「行ってません。受験生に必要なのは合格すること。そもそも出来の悪い子と旅行なんか行って楽しいですか?」と答えていてドン引きした。
— ますたけ (@master_k1805) 2024年2月18日
確かにいい大学に行けるかもしれないが、そこに親子の絆は生まれるのか!?と、甚だ疑問だね。
夜回り先生の本とか読めよな。
参考書ばかり買う前に。
フェルマーの料理2巻に出てくる、親父のように。
そんなときによ
絶対一人で抱えこむんじゃねぇ
逃げ出したっていい!お前にはここっていう帰る場所があるんだからな!
何より誰より俺を頼れ
俺は親父だ
親父ってのはそういうもんなんだ!
(引用元:フェルマーの料理(2)[ 小林有吾 ]p15)
受験勉強で潰れそうな子どもに。
「逃げ出したっていい!」と言う、優しさはあるのか?
俺が、大したスキルも得られなかった大学で学んだ、数少ない面白かった授業があった。
それはフランス哲学、ジル・トゥルーズに関する内容だ。
そこで「オリジナルは存在しない」という彼の思想を学んだ。
コピーしかない。
コピーを反復して、自我がオリジナルになったように思い込む、みたいな話だ。
つまり「受験をして、いい大学に行くべき」という、ありふれた成功のロールモデルをコピーし、親も子もその物語を内面化し、それを反復して、なんか個性を得たような気になってるが。
結局は他人の人生、あらかじめ用意されたレールようなものを、コピーしていないか?
もちろん何回かはそれでもいい、その反復の中で、自分のオリジナルが形成されるケースもあるだろう。
けどそれが極端になりすぎると、没個性で、何となく大学に行き、何となく卒業して、何となく会社で働くけど、やっぱきついから。
何となく辞めてみて、何となく引きこもりになったりニートになったり、俺みたいな日雇い労働者みたいになるんだぜ。
ザ・ノンフィクション にも、そういう男たちが出ていただろう。
慶應大学の法学部を卒業して、銀行に就職したけど。
辛くて、やめて、千駄木の喫茶店とカラオケ店でバイトしてる男がよ。
ザ・ノンフィクション 2024/01/21(日)14:00 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵
datazoo.jp27歳のくまさんは慶応大学法学部を卒業後、銀行に就職したが、馴染めずに家出をしてシェアハウスに入居した。エリートだったくまさんは家出することでしか自由になれなかった。今は喫茶店でアルバイトをしている。収入は激減したが、悩みから解放されて幸せだという。
早稲田大学の政治経済学部を卒業し、日本銀行に就職したけど。
仕事を辞めたくて、FXに手を出して、借金抱えて配達員やってるやつがよ。
『ザ・ノンフィクション』月収40万円、フードデリバリーの仕事「東京デリバリー物語~スマホと自転車とホームレス~」(2022/10/12 12:15)|サイゾーウーマン
www.cyzowoman.com佐々木から食べ物の支援を受け取った、フードデリバリーを始めて3か月の高山(30歳)は、昨年6月に仕事をうつ病で辞め、FXで暮らしていこうとしたもののうまくいかず、94万円の借金を抱えている。早稲田大学の政治経済学部を卒業し日本銀行に就職した超エリートだったものの、会社が自分に求めることを満たすことができず、罪悪感からメンタルの調子を崩してしまったそうだ。
俺もそうだ。
主体性もなく、何となく有名な大学行った方がいいかな、何となく名の知れた企業に就職しよう、なんとなく…と、生きてると。
最終的には会社を辞め、職を転々として、低収入の仕事に行きつき、弱者男性や弱者女性の完成よ。
だから俺が言ってやる。
あんたらが子どもに無理矢理に中学受験させて、いい大学行かせたとしても。
結局、終着駅は資本主義社会、「金を稼がねば」という、大海に投げ出される。
それは実は、勉強の成績と同一線上じゃない。
勉強ができても金が稼げるとは限らない。
もっと重要なのは、その子どもに何がしたいか?という好奇心を持たせて、主体性を持たせることだ。
Make It On My Ownってやつだ。
そして、自分のやりたいことを見つけることや、没頭することのを手助けをすることよ。
選択と集中、ランチェスター戦略ってやつ。
あれこれ手を出すのもいいが、最終的に集約させないと、中途半端な人生になってしまうからな。
受験させて、いい大学行かせて、いい会社に行けたとしても。
子どもに主体性が伴ってないと、結局は続かないし、会社辞めたり鬱病になったりするんだよ。
子どもにとってというか人間にとって、どういう人生が幸せが、1つのモデルがある。
それは昔、OTODAMAという大阪の夏フェスで。
Suchmosが提示した。
ライブの際、ボーカルのYONCEが、自分のジーパンを指さして、こんな話をした。
「このジーパン、心斎橋(?かどこか)で買ったんですよ。ポケットのところに四角い跡があって、ライターかな。これが気に入って…。自分も、こんな風に着こなせたらな」みたいなこと言って。
そんで、A.G.I.T.だったか。
MINTを唄い出したのよ。
カッコいいな、ほんと。
そうよ。1つのジーパン、いわばユニフォームを毎日履いて、仕事に出る、現場で汗を流す。
その結晶が、ポケットなどの痕跡になって出る。
それこそが、理想の生き方。
自分の好きな仕事、好きではないが継続できる仕事と出会って、それでメシが食えるということ。
自分のやりたいことと社会が求めるものが交わっている状態だ。
てめえがやりたいことと相手が求めるもの
そこがビシッと一点で一致しなきゃ面白くねえんだよな!!
(引用元:将太の寿司2 World Stage(2)[ 寺沢大介 ]p159)
だから、いい学校に入るための勉強は二の次、三の次でいいんだよ。
子どもの意志や主体性が伴わない勉強をさせたところで、いいことなんて何もねえ。ただ就職保険になるぐらいか。
だけどその保険を得るために、受験うつだったり親への不信感だったり、別のリスクに襲われたりも十分にあり得る。
それでもあんたらは、子どもに無理矢理、勉強させんのかー!?
ってね。
お受験戦争してる親たちに説教したいね、ほんと。