逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

独身弱者男性が全集中して編み出した、人間の無意識にあるもの全てを顕在化する技を伝授します。

マツコの知らない世界のアジフライ特集で紹介された店に負けない新潟・長岡の最強アジフライ

童謡の「ちいさい秋みつけた」は、サトウハチローが作ったらしい。
そしてこんな言葉を残してる。

ふたりで見ると
すべてのものは
美しく見える

だってよ。はいはいそうですか。一人だと楽しさも半減かい。
そんなことないぞ。
ニーチェはそんなこと言ってない。

見よ!わたしはお前たちに終末の人間を示そう。
「愛とは何か?創造とは何か?憧れとは何か?星とは何か?」――終末の人間はそう問うて、まばたきする。
そのとき、地は小さくなっていて、その上を、一切を小さくする終末の人間たちがはね歩く。
その種族は、地蚤(じのみ)のように根絶しがたい。終末の人間たちはもっとも永く生きるのである。
「われわれは幸福を案出した。」――終末の人間たちはそう言って、まばたきする。
彼らは、生きるのにつらい地方から立ち去る、彼らには温味(ぬくみ)が必要だからである。
ひとはなお隣人を愛し、隣人に身をこすりつける。
ひとには温味が必要だからである。

(引用元:フリードリヒ・ニーチェツァラトゥストラはかく語りき」)

そんな感じで、今日もニーチェの言葉を慰みに、一人で「美味い物を食らいたい」という肉体のディオニソス的衝動によって、向かった。

新潟県長岡市

長岡インターの近く、長岡中央魚市場に来たぞ。

長岡市場食堂、〒940-2127 新潟県長岡市新産1丁目1−3 長岡中央水産敷地内

看板でPRもしてる。

長岡中央水産株式会社、っていう水産会社の中にあるっぽいな。

入店すると、メニュー一覧が。そうだな~やっぱり一番上にある「まぐろ三昧」はいきたいよな。

うな丼の横にわざわざ「中国産」って書いてあるの、素晴らしい気遣いだ。

俺の近所のうなぎ屋は、中国産であることを隠してるからな。
深夜、その店の前にゴミが捨てられていて、ゴミの一部に段ボールがあった。
その中にはどうやらウナギが入ってたらしく、段ボールの表に「中国産」と書かれてた。
別に中国産でも美味しい場合もあるし、いいんだけどね。

閑話休題

メカジキマグロステーキ定食も気になるが、やっぱりメインはマグロだ。

しかし、刺身だけでは寂しいな。

「なんか揚げ物も欲しいなぁ~」と思って、店員さんに「アジフライ、単品はありますか?」と聞いた。そしたら「大丈夫ですよ、500円です!」だって。500円でサイドをプラスできるならそれもいいなぁ、と思って、付けてもらった。


そして待つこと、10分もかからなかったかな。

まぐろ三昧定食、が先に来た。

おお~すごいぞ!

こんなに肉厚で、しかも中とろも入ってる!それで1800円!!
さすが新潟。海が近くて水揚げがいい感じなのだろうか、太っ腹だよ。
都会だと、うっす~くスライスされた水っぽいマグロが、4切れとか5切れとかだったりするからな。
湯葉じゃねえんだぞ!」って言いたくなるね、まったく。

だけどその後に来たアジフライも、すごかった。

デカい、デカいぞ!
写真だと大きさが伝わりにくいかな。
スーパーで売ってるアジフライの、2倍以上のサイズはある。
しかもその、2倍以上のサイズのアジフライが、2枚も!
それでたった500円!!
経営、大丈夫ですか?
と言いたくなるぐらいびっくりした。

しかも臭みもないし、身はふわふわ、柔らかくて、ソースも醤油も、どちらでもいける。
すごいアジフライだ。
2022年5月17日の「マツコの知らない世界」、アジフライの世界の回を思い出した。

www.xn--e-3e2b.com番組では、「京ばし松輪」「さすけ食堂」「近江屋」が紹介されてたけどよ。
この「長岡市場食堂」のアジフライも、たぶん負けてないぞ。
それぐらい、満足感あった。

2000円ちょいで、肉厚のマグロとアジフライ、かなり満足できたね。

店の近くに「市場前」というバス停もあった。

越後交通の「ながおかバス」で、大手口7番線から長岡駅前=大手大橋=希望が丘=技大=長岡崇徳大学ニュータウン・歴史博物館 線」を利用すれば、長岡市場食堂の目の前の「市場前」に行くことができる。

www.echigo-kotsu.co.jpそんでこのバス路線は「長岡花火ミュージアム(道の駅ながおか花火館)」にも停車してくれるようだ。

nagaoka-hanabikan.niigata.jp長岡の花火といえば、山下清だよね。

みんなが爆弾なんか作らないで、
きれいな花火ばかり作っていたら、
きっと戦争なんて起きなかったんだな。

サトウハチローよりやっぱ、山下清だな。

www.nagaoka-hanabi.com